ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【75話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
エレノアの作戦
皇女アイリーンのことを提訴したエレノア。彼女にはどうやら作戦があるよう。
帝国の法律上、公爵以上の爵位を有する者が裁判を受ける際には最高裁判事が直接主宰する決まりらしいのですが、現在そのロウエン公爵はペルソナ・ノン・グラタにより皇居の出入りを禁止されているという。
ペルソナ・ノン・グラタに関しては以前第58話でも触れられていましたね。
そのため万人が傍聴できる皇居前広場を法廷に指定するみたいです。大法官であるロウエン公爵にはそこまで取り決める権利があるということですね。
多くの人が見守る中で罪を問われるということで、それが実現されるとアイリーンとしてもダメージが大きいよう。
なるほど~。ここまでエレノアたちは考えていたのですね。エレノアたちと言っても厳密に誰の発案なのか明確に描かれていないと思うので分かりませんが、素晴らしい作戦なのではと。
これには父親である皇帝クラウスも激怒し、当人であるアイリーンは無実を主張するという。これは罠だと彼女は涙を流しながら訴えていました。
よくもまあそんな嘘を堂々と言えるものです。ただ案の定皇帝クラウスはアイリーンの潔白を信じているみたいで。
早く皇帝クラウスには自分の娘がどれほど悪事に手を染めていたのか、そのヤバさに気づいて欲しいですね。
アイリーンの手札?
まさかの提訴されたアイリーンは自分も持っている手札を使うしかないと感じたよう。そしてカラーブリア公爵と会うことに。
カラーブリア公爵は相変わらず皇家にとって便利な手駒のよう。リアンたちからしたら面倒な存在でしょう。
そしてカラーブリアは自らの忠誠の証拠を見せたいと言い、何やら封筒を渡していました。それを見たアイリーンはニヤッと笑みを浮かべたようで。
その内容が何なのかは明かされず。やはりリアンたちにとっては不利になるものなのでしょう。
皇帝や皇女の機嫌をうかがって従うその姿はまさに皇家の犬という感じ。
リアンのアイリーンとの結婚も強要しようとしていましたし、本当にカラーブリア公爵は不快な存在ですね。
姓を変える?
エレノアのもとには認可庁から公文書が届きました。それは姓変更の手続きについて。
第72話にあった通りエレノアは男爵位を奪われてしまったため、エレノア・マリチェから姓を変える必要があるのだと。
結婚前に使っていた姓に戻そうにも小説には書かれていなかったため分からず。
しかしそこへやって来たリアンが、エレノアの前の姓はメルヴィルだと教えてくれました。つまりエレノア・メルヴィルということですね。
リアンはエレノアに惚れたときに彼女のことを調べ、そして前の姓まで覚えていたよう。まさかエレノア自身も知らないことを知っているとは。本当に彼女のことが大好きですね。笑
ただメルヴィルという姓に慣れていないからかエレノアはあまり気乗りしないよう。
そこでリアンは、メルヴィルが嫌ならエレノア・カラーブリアに姓を変更したらどうかと提案していました。
これはつまりプロポーズということでしょうか…?あまりにもナチュラルな感じでぶっ込んできましたが。笑
ちなみに普通に会話していましたが、どうやらリアンは回復して滑舌も元に戻ったよう。もう布で口元を隠すこともやめたみたいです。無事に治って良かったですね。
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