ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【68話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝の怒り
皇女アイリーンは体調が悪そうに寝込んでいました。
やはりリアンを縛り付けていた誓約が解除されたことがショックなのでしょうね~。誓約だけが頼みの綱みたいな感じでしたから。
そして彼女を傍らで見守る皇帝クラウスは怒りに震えているよう。怒りの矛先は皇室に逆らう者たち全員でしょうが、特にスカイとリアンには激しい憤りを感じているみたいです。
スカイは誓約を解除した張本人ですし、リアンは娘を裏切った男ですからね。まあ裏切ったというのはあくまでもクラウス目線の話であり、リアン本人ははなからアイリーンと結婚するなんて言っていないわけですが。
リアンはフロイド公爵夫人らが守ってくれるでしょうが、スカイは早いとこペイドラ公国に帰ったほうがよさそうですね。クラウスの魔の手が忍び寄る前に。
ちなみにクラウスはあんな純粋な子が傷つけられて可哀そうだと娘アイリーンのことで悲しんでいましたが、全く純粋ではないんですよね…。
皇女という立場を利用して無理やり誓約を結ばせたり、社交界で気に入らない人は始末したりと、裏では汚いことをやりたい放題やっているわけですから。
でもクラウスはそんなアイリーンの本性を知らないのでしょう。娘のことを何も分かっていないなんて本当に愚か者ですね。
皇室支持派の会議
皇帝クラウスは皇女アイリーンを侮辱したということでリアンに制裁を与えるべく、トロイン会議を開催することに。
その会議は皇室を支持する派閥だけで構成された元老貴族会議なのだとか。
結局その会議で何か決定が下されることはなく。切り捨てるには惜しい才能だということでリアンを擁護する声もあるみたいですが、クラウスとしては徹底的にリアンを潰したいみたいです。
会議に参加した貴族たちが何を言おうと、結局はクラウスの意向で物事が決められそうな雰囲気は感じますね…。クラウスが声を荒らげた場面で誰も反論しようとしていませんでしたから。
あと会議に参加している何人かの侯爵たちはリアンを激しく批判する立場をとっているよう。というのも彼らは今の公爵家の席を狙っているみたいです。
爵位の序列で言えば侯爵は公爵に次ぐ地位であり、反逆を起こした公爵家が潰れることを想定してクラウスにごまをすっているわけです。権力と欲望にまみれた汚い世界という感じですね…。
今後クラウスと支持派の貴族たちがどういう行動を起こしてくるのか注目です。
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