ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【63話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
スカイの作戦
謎だったスカイの作戦が今回明かされることに。
スカイがアイリーンを寝かしつけている間、リアンは刻印が刻まれた舌を切除し、感知されることなく誓約を解除しようということみたいです。
これは前回の感想考察で書いた予想通りでしたね~。
ただやはりアイリーンを24時間寝かせたままにしておけるのかは心配ですが…。彼女に誓約の解除を気づかれてしまったら、24時間以内に死の命令を下せるということでしたからね。
あと今エレノアと一緒に地下にいるリアンと地上にいるスカイは連絡を取り合うことができないので、リアンからしたらアイリーンが作戦通り眠りに落ちているのか確認する術はないようですが、そこはスカイのことを信じて作戦決行するつもりなのだとか。
お互いにエレノアを守りたいという気持ちは同じなので、スカイなら必ず成功するとリアンも信頼を寄せているのでしょう。
スカイからしてみればリアンなしにはエレノアを地下から救い出すことは出来ませんからね。
恋敵である彼らが協力してエレノアを助けようとしているのは最高です!
エレノアの反対も
スカイの計画をリアンから聞かされたエレノアは、その作戦に反対することに。
そして彼女が考えたベアトリックスと取引して呪術を解くほうを試みないかと提案していました。
スカイの作戦が失敗してアイリーンが死の命令を下せばリアンが命を落としますし、作戦が成功したとしてもリアンは舌を失うことになるため、エレノアとしては気が進まないみたいです。
まあそうですよね…。地上で何が起きているのか地下からは分かりませんから不安になるのも仕方ないでしょう。
あとさらっと書いていますが、舌を切除するなんてゾッとしてしまいますね…。そうなったらリアンは喋ることができなくなるのでしょうか?
いずれにせよリアンは舌の切除を躊躇っている様子はなく。すごい度胸ですよね。
エレノアの反論にもリアンの意志は固く、結局スカイの作戦で進めることに。
ベアトリックスは帝国の歴史に残る程の悪名高い魔女であり、そんな彼女に力を取り戻させることは危険だとリアンは考えているよう。
自分の身の危険よりも帝国の安全のことを優先するとは、正義感が強くて本当にカッコいい人です。
どうにかスカイの作戦が成功すると良いですが、もしかしたら上手くいかずにエレノアの作戦に切り替える可能性もあるのではと。今後の展開が気になるところですね。
ミラトリックスは器?
エレノアの計画の話の中でミラトリックスに関する驚きの事実が。
エレノアの発言からすると、ミラトリックスはベアトリックスの力が封印された器みたいなんですよね。おそらく。
そしてミラトリックスはもうすでに体の寿命が尽きていて、ただ器として300年間生きている状態なのだとか。
なるほど~。どこかでずっと眠ったまま生きているみたいなイメージなのですかね?
以前第54話で触れられていた内容では、ベアトリックスの力はミラトリックスの血を利用した呪術で皇家によって封印されたという話がありましたが、同じようなことを言っているようでちょっとニュアンスが変わってくる気もします。
あと原作でミラトリックスは死を迎える瞬間に解放されて嬉しいという言葉を残したのだと。
そういうことであれば望まない形で生き続けさせられたということなのでしょう。器として存在するだけと考えると当たり前かもしれません。
そんなミラトリックスとの再会をベアトリックスは望んでいるわけですが、彼女ら姉妹の物語がどうなるのか気になるところですね。
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