ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【62話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
世論の変化
人々が見守る前で真実の誓約を結んだアイリーン。
そして彼女は皆の前で宣言していました。エレノア・マリチェを殺すよう命令したことも彼女の死を見たこともなく、死んだとも思わないと。
確かに間違ってはいないんですよね…。今は皇居の地下に監禁している状況ではあるもののエレノアは生きていますから。
その結果彼女の無実が証明される形となり、世論はアイリーンや皇家の味方になることに。
殺していなくても監禁しているのではと疑う人はいなかったのでしょうか…?さすがにそこまで考える人はほとんどいないのかもしれませんね…。
世論が皇家を支持することで、反逆に動いた公爵たちは逆風にさらされることに。
スカイの企みでアイリーンにとって悪い事が起きるかと思っていましたが、今の時点ではただ本当に助けてしまっただけの形になっていますね。
もちろんこの状況はスカイにとって想定通りのことで作戦の過程の一つでしかないのでしょう。
彼の作戦の全体像がまだ見えてきませんが、ここからの逆転劇に期待したいところです。
愛の誓約?
スカイはアイリーンに”愛の誓約”というものを提案し、彼女は喜んで受け入れることに。
愛の誓約とは心を繋いで愛を感じるようになるという呪術であり、それでリアンとアイリーンを結ぼうというのがスカイの提案なわけです。
ただ実はそれは実在しない偽物の呪術らしく、スカイがアイリーンに嘘をついているわけですね。
騙されているとも知らずにウキウキしているアイリーンの姿は滑稽ですね。笑
スカイの助言のおかげで世間からの評判を取り戻したということもありますし、アイリーンはすっかりと彼のことを信頼しきっているのでしょう。
もしかしたら一度評判を回復させたのも、完全に信頼を掴んでから次の一手を打つための布石だったのかもしれませんね。
すぐに愛の誓約を結ぶための呪術をかけようということで、スカイはアイリーンを指定した部屋に連れて行き、特別な煙を焚いて寝かしつけていました。
う~ん、スカイの作戦通り物事が進んでいるようで楽しみですね。
アイリーンが寝ている間に?
スカイはアイリーンを寝かしつけた後、定期的に煙を焚き続けて彼女の状態を監視するようにと命じて立ち去っていました。
そういう彼の言動からすると、アイリーンを動けない状態にしておくことに意味がありそうですね。
またスカイはアイリーンを寝かしつける前に気になる説明をしていました。愛の誓約は強力だから、誓約が刻まれる際に既存の誓約の部分がひりひりしたり熱くなったりすることがあると。
なるほど~。もしかしたら彼女が寝ている間にリアンの呪術を解いてしまおうということなのではとも思いますね。
リアンが呪術を解いたらそのことをアイリーンが気づけるということでしたから、それがひりひりとか熱くなるとかいう話なのかなと。
24時間以内に死の命令を下せるという件も、寝かせたままにしておけたら回避できそうですし。
もしこの作戦が成功してリアンの呪術が解けたならスカイがヒーロー過ぎますね。笑
ただそうなるとエレノアとベアトリックスの取引の件は必要なくなってしまいそうですし、そう上手くはいかないのではとも思います。
どんな展開が待っているのか楽しみですね。
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