ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【107話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
高嶺の花
北部へ行ったことを後悔していたというフロイド公爵夫人の発言に驚きを隠せないカラーブリア公爵。そんな彼の視点で若い頃の回想シーンが今回描かれました。
まだ2人が交際を始める前、フロイド公爵夫人は美しく優雅で才能があり、全ての貴族が彼女と仲良くなることを望んでいたほどだったよう。
一方でカラーブリア公爵は家門の後継者ではあったものの騎士団長にはなれず、家門の失敗作と呼ばれていたとか。
そのため彼にとってフロイド公爵夫人は高嶺の花のような存在だったみたいですね。
そんな中自分が選ばれるはずがないと思いつつ彼はプロポーズし、フロイド公爵夫人はまさかの快諾。それで2人は結婚し、リアンも授かることになったわけです。
それから彼女に相応しい夫になるためカラーブリア公爵は自分なりに努力したものの、結局彼女は北部へ旅立ってしまったよう。そして彼は期待に応えられなかった自分を恥じるようになったみたいです。
妻を責めるわけではなく、あくまでも自分が足りなかったのだと思ったと。その点は少し好感が感じられます。
当時フロイド公爵夫人の心境変化については詳しくは触れられず。夫に不満を感じている部分があったのでしょうね…。
とにかくカラーブリア公爵が今も昔もずっと妻のことを思い続けているというのは間違いないのかもしれませんね。
一緒に北部へ?
それからカラーブリア公爵は勇気を出して自身の望みを打ち明けることに。リアンに爵位を譲ったら、フロイド公爵夫人と一緒に北部へ行きたいのだと。
つまりカラーブリア公爵のほうがラ・フロイドに転がり込むというわけですね。
その話にフロイド公爵夫人は少し動揺しつつ、恥ずかしそうにしながら承諾していました。彼女は照れながらも内心は夫婦関係が修復できることを喜んでいそうです。
そしてその日2人は夕方の祭りに一緒に参加しようということに。
これが人生で二度目の失敗できないデートだとカラーブリア公爵は気合を入れているよう。
前皇帝クラウスの言いなりだったときのカラーブリア公爵はただの愚か者という印象でしたが、そもそも皇帝と密約を結んだのも妻に相応しい男になるために結果を出したいという思いからだったらしく、この一連の描写で少し好感度が上がりましたね。笑
また2人が素敵な夫婦に戻れることに期待したいですね。
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