ピッコマで公開されている「私は男主人公の元カノだった」のネタバレと感想になります。
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「私は男主人公の元カノだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【17話】ネタバレ
ユリアナの推薦者は
カーネルズ侯爵家は誰でもかれでもメイドとして受け入れることはしない。
特にカーネルズ侯爵の大事な娘の専属メイドならなおさらだ。
そんな重要な職についたのがユリアナ。確実に保証された推薦書が無ければあり得ないことである。
そう考えたエリカは、誰の書いた推薦書なのかを確認しに、メイド長に聞きに行ったのだ。
するとメイド長は、それは魔塔からの推薦だったと言う。
魔塔といえばリヒトン王国内にはシオンヌが魔塔主であるあの魔塔しかない。
ただ”魔塔からの推薦”としか書いておらず、具体的に推薦者が誰なのかは明示されていないようだ。
エリカは実際に自分の目で推薦書を確かめ、確かに魔塔からのものである。
そして一体どこからこじれたのだろうかと思った。
最初に小説の運命を変えたのはエリカがレオナルドにしがみつかなかったこと。
それからエリオット王子が小説には書かれていない商談のトップになりすまし、ヒロインのユリアナはエリカのメイドとなった。
考えてみるとエリオットが商団を始めたのは5年前。エリカが憑依したのと同じ年だ。
小説から変わっているのは確かだが、この変化の連鎖が何なのかエリカには全く見当がつかないのであった。
シオンヌに会いに魔塔へ
次の日、エリカはシオンヌに会いに行くことにした。
魔塔主である彼ならば、ユリアナの推薦書を書いたのが誰なのか知っているはずである。
魔塔に到着すると庭園で早速シオンヌを見かけるが、彼はちょうど女性から告白されているところであった。
まさかの状況に、さっと木の陰に隠れるエリカ。
彼はプレイボーイらしく相手を傷つけないような優しい言葉でその告白を軽やかに断っている。
その断り文句に使われたのがエリカだった。未来を約束した女性がいるんだと言うと、彼は木の陰に隠れているエリカのことを指さした。
あそこで会話を盗み聞きしている女性のことだよと。
シオンヌの断り方が上手かったのか、その告白していた女性はあっさりと帰って行った。
そして木の陰に隠れていたエリカがシオンヌのもとへ行くと、俺は昨日一日中君を待っていたと彼は言う。
待っていないであなたが先に会いにくればいいじゃないと言うエリカ。そのほうが切実に見えると。
しかしシオンヌはニコッと笑ってこう言った。
俺が切実になったら、君は俺に耐えられる?
そのように言い、真剣な表情でエリカの顔を見つめるのだった。
【17話】感想
結局ユリアナの推薦者が魔塔の中の誰なのかはまだ明かされていません。気になりますがやはりシオンヌでしょうかね?今のところ魔塔所属の人はシオンヌ以外登場していないので…。
そしてそんな彼のもとに会いに行くと、まさかの告白されている場面にばったり。さすがプレイボーイです。
君は俺に耐えられる?と聞いてきたシオンヌですが、エリカはなんて答えるのでしょうかね。
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