ピッコマで公開されている「私は男主人公の元カノだった」のネタバレと感想になります。
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「私は男主人公の元カノだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
そのメイドはユリアナ
エリカとエリオットのいる部屋に入って来た新しいメイド。
その黒髪の女性は早速名前を名乗って挨拶をした。
初めましてエリカ様。私はユリアナと申します。
その言葉にエリカは驚く。顔を見ると、赤い瞳に対照的な黒髪、確かにユリアナである。
原作の小説通りであればシュタイン国でレオナルドのメイドになるはずだが、どうして侯爵家のメイドになったのかしらとエリカは疑問を感じた。
それからエリカの指示に従ったまま壁のほうを向いて手をあげているエリオットは、そろそろやめてもいいかなと言ってくる。
しかしエリカはダメだと言った。なぜなら今振り向いてこちらを向いたら、ユリアナに一目惚れしてしまうからである。
小説のように一目惚れしたら、最後はサブの男として悲しむことになる。彼は唯一の友達であり、彼が悲しむことをエリカは望まなかったのだ。
そう思ったエリカは、エリオットを壁のほうに向かせたまま、挨拶はそのくらいにして出て行ってとユリアナに命じる。
彼女は言われた通り退室し、無事エリオットを席に戻すことが出来るのだった。
打ち明けたかったエリオット
席に戻ったエリオットはご機嫌のようだ。エリカから命じられた罰を終えて許してもらえたからである。言われた通りにしたのも彼女に嫌われるのが嫌だったため。
そして彼は、なぜ自分の正体が分かったのかと聞いてくる。さっきまでは正体を見抜かれて頭が真っ白だったが、冷静になって疑問を感じたようだ。
小説を読んでいたから知っているなどと正直に話すわけにもいかないエリカは、ただの勘だと答える。外見が完全にエリオット王子だと。
エリオットの顔はそれほど有名ではないが、どうやら彼は信じてくれたようである。
またこの前言っていた別の姿で現れるというエリオットの発言は、王子として現れるという意味だったらしい。
彼自身もこのまま正体を隠し続けるのは無理だと自覚していたようである。
これまで正体を打ち明けようと何度も悩んだが、実際会ったら言葉が出てこなかったのだと。王子であると明かしたらエリカの負担になると思っていたようだ。
そして彼が元々王子として現れようと考えていたのはリヒトン王国主催の仮面舞踏会だったのだと。なぜか今回彼も招待されたらしい。
そして今度はシュタイン国で仮面舞踏会が開かれるというが、君も行くだろ?とエリオットはエリカに問いかけるのだった。
【15話】感想
エリカのところにやって来たメイドは、やはりユリアナでした。一体なぜレオナルドのところではなくこちらに来たのでしょうかね。その真相については全く触れられていません。
また正体がバレたエリオットでしたが、彼自身も打ち明けたいと思っていたようですね。それであればお互いにとって良かったです。
今後エリオットがユリアナと顔を合わせるのは避けられないでしょうが、その時彼はどう思うのでしょうか。小説の通りにユリアナに一目惚れするのか、それともエリカを追いかけ続けるのか。楽しみです。
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