ピッコマで公開されている「私は男主人公の元カノだった」のネタバレと感想になります。
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「私は男主人公の元カノだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
アーリオの跡を追うと
街中でふと見かけたアーリオの後を追うエリカ。
彼はオリオン王国に戻ったと言っていたが、なぜこんなところにいるのだろうかと疑問を感じた。
怪しいと思いこっそりとついて行くと、彼は悪党のような怪しい男2人と会って立ち話をしている。
そしてなんと彼らの足元には、カーネルズ侯爵家の輸出している作物の袋が置いてあるではないか。
まさか不法作物取引でもしているんじゃ…とエリカは疑った。
カーネルズ侯爵家は希少な作物を少量だけ生産して賢く稼いでいる。そのため取引先も限られており、ちゃんと承認されたところしか取引していないのだ。
アーリオの率いるオーリオ商団もその中の一つで、特にオリオン王室が直接認めた信頼できる取引相手である。
そんな巨大商談のトップが不法取引をしているのだろうか。そうでもなければその悪党たちに脅されているのだろうか。
そのようなことを考えるエリカ。そして彼女は見落としていた重要なことを一つ思い出した。
原作の小説には、カーネルズ侯爵家の作物が不正に流出する事件があり、ヒロインであるユリアナがその取引の行方を追っていたのだ。
それはユリアナの父が皇太子を殺すときに使った毒草が、その作物の中に含まれていたため。
そしてそのユリアナを手伝ったのがエリオット王子なのである。
まさか本当にアーリオの正体がエリオットなのかしら…?とエリカは思う。
そして、怪しい男2人と話を終えて戻って来たアーリオを呼び止めるのだった。
彼の正体は
突然エリカに呼び止められ、アーリオは驚いているようだ。
まさか僕が今していたこと見てないよね?と恐る恐る聞いて来る。
しかしエリカは全てを見ており、何をしていたのかと彼を問い詰めた。
すると彼は、前に不正取引が行き交ったルートを探すためにそこに割り込んだのだと説明する。だから誤解しないで欲しいと。
その話を聞いてエリカは確信した。以前行き交った不法取引であれば、ユリアナが追っていた件で間違いない。
そして彼女はグッとアーリオに顔を近づけ、彼のことをまじまじと見る。彼は照れているようで顔が真っ赤だ。
もしかして本当にエリオットなの?エリオット・フォン・オリオン?
突然エリカがそのように言うと、アーリオは分かりやすく驚き、しりもちをついた。
そのわかりやすい動揺は、自分がエリオットであると答えたようなものである。
エリカは一部始終を聞かなければいけないわと言い、彼を屋敷へ連れて行くのだった。
新しいメイド
エリオットと屋敷に連れて帰ってきたエリカ。
彼女は5年間も彼の正体を騙されていたのだ。
悪いと思ってる?と問い詰めると、彼は素直に謝ってちょっと落ち込んでいる。
そしてエリカが、反省の意味で壁を向いて腕を上げて立っていなさいと言うと、彼は本当にそのようにした。
そんな素直なエリオットのことを、エリカはかわいいと思った。
そうしていると、その部屋に新しいメイドの者が入って来た。
エリカ様に新しく使えることになったメイドです。ご挨拶を申し上げに参りました。
そう言う黒髪のメイドは、エリカの知っている顔であった。
【14話】感想
やはりアーリオの正体はエリオットでしたね。どうやら彼は以前あった不法取引について調査している最中だったようです。
オリオン王国の王子ということですが、やり取りを見ていると今までと変わらない関係を続けられそうな感じがします。
そして最後に部屋に入って来た新しいメイド。顔は全部は映っていませんが、その雰囲気は間違いなくユリアナ…。そんな気がします。
小説通りであれば彼女はレオナルドのメイドになるはずですが、原作から変わってしまうのでしょうか。
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