ピッコマで公開されている「私は男主人公の元カノだった」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第12話 | 第13話 | 第14話 |
「私は男主人公の元カノだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
3人の男主人公候補
逆ハーレム小説「ユリアナ」の男主人公の候補は3人。
レオナルド、シオンヌ、エリオットだ。
それぞれ違う魅力を持った彼らだが、ただ一つの共通点は皆ユリアナを愛するということ。
それは同時多発的に起こることはなく、一人ひとり順番に攻略されていった。
最初に攻略されたのはエリオット・フォン・オリオン。彼はオリオン王国の第二王子である。
カーネルズ侯爵家
朝ベッドから中々起きずにのんびりしているエリカ。
この侯爵邸で唯一彼女を叱咤できる人物は父カーネルズ侯爵だけだが、彼は今オリオン王国に出向いて留守である。
カーネルズ侯爵家の主な収入源は邸宅の裏にある貧相な作物畑。それを隣国のオリオン王国に輸出しているのである。
そのような都合があり、カーネルズ侯爵はオリオン王国へ行くことが多いのだ。
彼がオリオン王国へ発ったのは一週間前のことだが、家を出るときにはエリカと離ればなれになることをかなり名残惜しそうにしていた。
カーネルズ侯爵夫人は産後に亡くなったため、エリカは侯爵の唯一無二の一人娘となった。そのため父にとってエリカは格別な存在なのだ。
一人娘として父のもとで育ち、小説のエリカは礼儀をわきまえずに行儀の悪い娘に。他人が持っている者は全て欲しがるような女となった。
そんな彼女にとってレオナルドは必ず手に入れたい存在だったが、ちょっと付き合っただけで他の人に取られてしまった。
その相手は小説の主人公ユリアナ。これに耐えられなかったエリカはユリアナを虐めたのである。
今の憑依したエリカでは起こり得ないこと。彼女はユリアナを虐めたくなどないし、悪い事もしたくないのである。
ユリアナが登場すれば
そろそろユリアナが現れる時期だ。彼女が現れるのはレオナルドが国王となった年の夏。
彼女の父は無能で暴力的であり、皇太子を殺すような王である。
そんな現在の王を追い出す力を借りるため、ユリアナは王女という身分を隠して、シュタイン国のレオナルドのメイドとして就職した。
そこからはよくある無難な展開だ。
イケメン過ぎる王国のトップと、何か正体を隠しているとしか思えない気品を醸し出すメイドが惹かれ合い結ばれる。
ありきたりな物語である。
ユリアナが早く登場すればレオナルドがこれ以上私を好きになることはないのにとエリカは思っていた。
それと同時に、彼が本気で引き留めるのは機能が最期だったんだろうなとも。
昨夜にレオナルドと遭遇し、それでもずっと好きでいるよと言われた時、彼女は逃げるようにして背を向けたのだ。
そして彼も追いかけてくることはなかったのである。
馬車から降りてきた男
エリカは気分転換しようと思い、外出することに。
そして魔塔に来て欲しいと言っていたシオンヌの言葉を思い出し、馬車に乗って行こうかと考えた。
街中で馬車を拾おうとすると、ちょうど客が降りて空いた馬車がある。
しかしその降りてきた客は何やら見覚えのある金髪の男。
アーリオ…?とエリカは思うのだった。
【13話】感想
そろそろ小説の主人公であるユリアナが登場するようです。小説通りユリアナはレオナルドのメイドとして出てくるのですかね。
ずっと好きでいるよとというエリカへの言葉はそんな軽いものではなさそうなので、ユリアナが現れたとしても彼の気持ちは変わらなそうな気がしますね。
そして馬車から降りてきたアーリオ。彼の正体はエリオットなはず…。そろそろ尻尾を出しますかね?笑
←前回 | 今回 | 次回→ |
第12話 | 第13話 | 第14話 |