ピッコマで公開されている「幼馴染を暴君に育てました」のネタバレと感想になります。
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「幼馴染を暴君に育てました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
みんなの願い事
ビチェたちは神殿から帰り、そして願い事を書いた紙を入れた箱を庭に埋めることに。
双子が書いた願い事はどうせ子供らしいものだろうと思ったビチェだが、ジェイドの願いだけは気になっていた。
ちらっとジェイドのほうを見ると、5年後の今日必ず一緒に開けような!と彼は言ってくる。
そして双子は、何日かしたら領地に戻るのだと。
箱を埋めながらビチェは今の日々をしみじみとした表情で振り返っていた。双子たちが来てからいつの間にか2週間が経つわけだが、4人でワイワイしているこの光景にいつの間にか慣れてしまったのだ。
5年なんてすぐ過ぎるわよね…と彼女はしみじみ思っているのだった。
双子が帰る日
それから双子が帰る日。
ザフリーは悲しそうな表情でジェイドに抱き着き泣いている。最初は馬鹿にしたりしていたのに、どうやらすっかり仲良しになったようだ。
そして双子は馬車に乗って帰っていく。
ビチェはあまり悲しそうな表情をしていないため、ジェイドがそのことを突っ込むと、どうせまた会うのに悲しがる必要なんてないわと彼女は答えた。どうせまた頻繁に来るだろうと。
するとジェイドは、元々人の別れに関心がないのかと思って…と意味深なことを言ってくる。
そんな彼に対し、あなたが去るときはわんわん泣いてあげるわ!と微笑むビチェ。邸宅が全部びしょびしょになるくらいと。
しかしジェイドはその言葉が引っかかったようだ。僕が何で君のもとを離れるんだ?と。
そして彼はビチェに詰め寄って来て、グイっと腕を掴み、そんなこと言うなよ!と強い口調で言ってくる。彼は少し怒っているようだ。
従順なジェイドが怒ることなどなかったのに…とビチェは戸惑う。
ジェイドを怒らせれば自然と暴君に育てられると思っていたビチェだが、彼が初めて起こった表情はなぜだか彼女を緊張させたのだった。
眠れない夜
夜、ジェイドは一人寝れずにいた。なぜだか眠気が来ない。
昼間にビチェから言われた”あなたが去るときは…”という言葉が頭に浮かんでくるのだ。
そんなことを考えていると、外からザクザクと土を掘る音が聞こえてくる。
部屋から窓の外を見てみると、さっき埋めた願い事を書いた紙を入れた箱をビチェが掘り出しているではないか。
彼女はジェイドの願いが気になっていたのだ。この原作の流れに影響がありそうな大きな変わり目のヒントがあるかもしれないと。
しかし5年後に開けることが出来るというその箱は、いくら開けようとしても開かない。
何で開かないのよ!?と彼女が怒っていると、その光景を窓から見ているジェイドには笑みがこぼれる。どうやら彼女のことが可愛いようだ。
それからビチェの元にはメイドや執事のルイスたちが駆け付けて、こんな時間に何を…!と怒られている。
ジェイドはそれを見てまた幸せそうに笑い、ベッドの中に入った。
おかげで今日はいい夢が見れそうだ。
彼はそのように思いながら眠りにつくのだった。
【12話】感想
いつの間にか双子たちとジェイドは仲良くなっていたようですね。
最初双子が登場してきたときは、物語の中でずっと嫌がらせしてくる悪い奴らかと思ってしまいましたが、普通に仲間でした。笑
また初めてジェイドが怒った場面は印象的です。やっぱりビチェと別れるという話になると感情的になってしまうのですかね。ジェイドの心情が気になるところです。
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