ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【63話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
空いた婚約者の席
パーティーにキャベルと参加をしていたハリ。
ユージンが婚約破棄をした後、ハリは1度もロザベラに会っていなかった。
その代わり、たくさんの令嬢たちがユージンの婚約者の席を狙い、ハリに近寄って来るのであった。
ハリは令嬢たちを上手くかわしその場を離れると、キャベルを探しに行った。
すると、キャベルはラベンダーの腕を掴み、彼女と揉めているのであった。
キャベル曰く、ラベンダーが持っている赤ワインをハリにかけようとしていたのだと。
ハリがひとまず彼女の腕を離すように言うと、キャベルは不本意ながらもそれに従った。
そして、ラベンダーはユージンの婚約破棄についてこう言った。
婚約破棄は残念ですが、もっといい縁があるでしょう。エルンスト嬢もあまり令嬢たちの誘いを断らずに彼女たちに機会をあげてはどうですか?聞いた。
そして、その令嬢たちがユージンと結婚することになったら、"たった1人の妹として"喜ばしいことではないですか?と。
彼女はハリのユージンへの気持ちを知っていて、こんなことを話したのだ。
どうしてお兄さんにそんな気持ちを抱くことができるのかと。
しかし、これはハリ自身の気持ちであり、この感情を伝えることもない。
ハリはラベンダーにこう言った。申し訳ないけど、私は兄さんたちと令嬢の出会いを取り持つことはできないと。兄さんたちが自分を気遣ってくれるように、私も彼らに少しの負担をかけたくないのだと。
ラベンダーはハリにするどい視線を向けた。
"嘘つき" "偽善者"
まるでそう言っているかのようだった。
心を痛めたハリはその場から立ち去ってしまうのであった。
正直な気持ち
ハリはバルコニーで風に当たっていると、ユージンがやって来た。
ユージンは今日ダイス殿下に会って来たのだと言う。
喧嘩した?とハリが聞くと、ユージンはそんなことする理由がないと答えた。私とは関係のないことだと前に言ったのに、信じてなかったんだねと。
ユージンはダイス殿下が以前からロザベラに好意をよせていたことを知っており、それが一方的な気持ちでないことも薄々気付いていた。
そして彼はロザベラについてこう話した。人としては好きではあったけど、異性として好きだったわけではない。もし、そうだったら婚約破棄していないと。
僕が婚約者をダイスに譲ったと思っているなんて、お前は変わらず私のことをいい人だと思っているんだね。僕が今、なんて考えているのか知ったらそんなことは言えないのに。ユージンはこう言うと、ハリに近づいた。
こんなに自分が欲張りだったとは思わなかったし、お前はすでに多くのものをくれているのにもっと奪いたくなる。
手をつなぎ、顔を近づけるユージンにハリは目を潤ませるとドキドキしていた。
ただ寂しくて温もりが欲しいだけだから、期待しちゃいけないと思うハリ。
ユージンは拒否しないの?と聞くと、お前の望む人になってあげられないよ、僕に隙を見せるべきじゃなかったねと言うと、ハリに迫るのであった。
【63話】感想
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