ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【57話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
彼らの過去
話を終え、ハリが部屋から出て来るとエダンが待っていた。
すると、ラベンダーはハリを追いかけて部屋から出てくると、待て!と言う。それを制止するエダン。
そして、ラベンダーはユージン・エルンストが今まで何人殺したか知ってる?と言う。
ここ数年でユージンが滅ぼした家門はシューマッハ、アデルガル、レノルド…。子どもや大人もかまわず殺したのだと。
そして、エダンもそれに関与しており、彼の名前はエダン・シューマッハ。自分の父と兄弟を殺していたのであった。
ラベンダーはハリを責め立てた。
彼がどれだけ手を地に染めたのを知っていながら、そばにいることができるのかと。
すると、ハリは冷静に答えた。ラベンダーの言うことが全部事実であろうと私は何ともない。私にとってはただのユージンで、死ぬまでそれは変わらないのだと。
エダンの告白
屋敷に戻って来たハリはエダンと部屋にいた。
エダンは何も聞かないんですか?と言うと、ハリは私に話したいことがあったら言ってみてくださいと答えた。
すると、エダンは自分の過去についてハリに明かすのであった。
彼の元の名前はエダン・シューマッハで、死んだシューマッハ伯爵の私生児であった。
小さい時はほとんど奴隷同然の生活を強いられていたが、ある時、剣術の素質があることが明らかになり少しは生活がましになった。
そんな時、シューマッハ家を滅ぼす計画をしていたユージンと出会い、彼はシューマッハ家を滅ぼす選択をしたのだった。
理由はどうあれ自分の父さえ手にかけた殺人者であることは事実で、周りが自分を避けるのも当然だと言う。
そして、自分をそばに置いて行くとまた今日のようなことがあるかもしれないから、嫌であれば護衛を変えてくださいと言うのであった。
ハリはあなたを変えたくないと言うと、他の人のように生きる資格がないなんて思わないで欲しいと話した。
そして、ユージンはあなたを信頼してるから護衛騎士にしたし、私も自分自身が見て来たエダンのことを信じていると言うのであった。
ユージンの告白
その日の夕方。今日のことを聞きつけたユージンがハリの元にやって来た。
ユージンはハリがすべてを知っても大丈夫だと言ってくれることを願いながら、エダンをハリの元に置いたのかもしれないと言う。
自分のことをハリが受け入れてくれることを望み、何をしてもいいから大丈夫だとハリに言ってもらいたかったのだと。
そして、ユージンはハリと離れていた6年間の時のことを話し始めた。
ハリが聞いた話は全部合っていて、僕が全部殺したのだと。僕を脅かした人、これから脅威になると判断した人。
人々が恐れ軽蔑する理由は明白で、しかし過去に戻っても何度も同じことをする。何の後悔をしていないのが、自分とエダンの違いであると。
話終わったユージンは、どう?呆れた?と言うと寂しく笑った。
ハリはユージンを抱きしめると、そんな風に言わないでよ、頑固、バカと言う。
彼は1人で夜にたくさん泣いてきたのだろう。これ以上、寂しい思いをしないように。長い夜を1人で耐えなくてもいいように。
そう思ったハリはユージンに、ずっと一緒にいようと言った。世の中のすべての人があなたに後ろ指を指しても、私はそうしないよと。
そして、以前ユージンが言ってくれたことを、今回はハリが言うのであった。
全部大丈夫だから、やりたいことも欲しいものも思い通りにすればいいと。何も諦めないで、何も犠牲にしないでほしい。精一杯幸せになってと言うのであった。
【57話】感想
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