ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【55話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
本性を現したラベンダー
ガラス湖の畔でハリとルイーゼが一緒にいると、ハリに話しかけてくる女性が。
ラベンダー・コルディス嬢であった。
ラベンダーが聖火を上げる時にハリと一緒にいたいと言うと、ハリはそれを承諾した。
しかし、これから用があって少し席を外すから、式が始まるまでに戻って来るとハリは言った。
ハリはさきほど見かけたのが本当にダイス殿下なのか気になっており、それを自分の目で確かめに行きたかったのだ。
ラベンダーがどこに行くんですか?と聞くと、ハリはあちらの方にと答えた。
すると、ラベンダーは急に不機嫌になり、あちらは今ロザベラが向かった場所じゃないですかと言う。
ハリの用事がロザベラに会いに行くと勘違いしたラベンダー。ハリはそれを否定するが、ラベンダーはハリのことを嘘つき呼ばわりをし、ロザベラに会いに行っていいですよと言う。
相手にするのをやめようと思ったハリが彼女の横を通り過ぎようとした時、ラベンダーは足をかけるのであった。
転倒したハリは湖の水でびしょ濡れになってしまった。そんなハリに向かって、1人で転ぶなんて大丈夫ですか?とわざとらしく声をかけるラベンダー。
一部始終を見ていたルイーゼはラベンダーを押して転ばせると、さきほどハリに言ったことと同じことを彼女に言い返すのであった。
介抱
そこに、騒ぎに気付いたユージンたちが駆け寄って来た。
ユージンは濡れてしまったハリを抱きかかえると、悔しさでラベンダーは震えていた。
ハリはおろしてほしいと言うが、ユージンはどれだけ体が冷えてしまったか、そのままでいてと言うのであった。
ハリは同じく濡れてしまったラベンダーのことを気にするが、ユージンは彼女のことは誰かが何とかするだろうと冷ややかに言った。
そして、ユージンは使用人に毛布を持ってこさせ、彼女を馬車の中で休ませるのであった。
離したくない
新年祭中に1人で馬車にいるハリ。
せっかく来たのに馬車で過ごすことになり残念に思っていると、そこにユージンが現れた。
ハリはユージンを馬車の中に招き入れると、ユージンはもっとしっかりかけないとと言い、毛布をかけなおした。
寒さで冷えたハリの手に気づくと、ユージンは彼女の手にそっと添えた。
ドキドキするハリ。
そして、ユージンは私はあなたにとって良いお兄さんでありたいと話した。
どういう意味だろう?もしかして、私の気持ちに気づいたのかな…いや、そんなはずはない。
ハリはそう思っていると、ユージンにこう言った。
すでにとても良いお兄さんだよと。
そう言われたユージンは切なそうな表情で、ハリを見つめた。
手を取り合った手がこんなに暖かいのに、どことなく感じられるこの痛みは何だろうか。でも、私が先にこの手を離すようなことはしたくない。ハリはそう思うのであった。
【55話】感想
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