ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【53話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
早まる結婚
ハリと兄弟たちはバスティーエ家に遊びに来ていた。
みんなで食事をし会話を楽しんでいると、話題はユージンの結婚についての話に。
ユージンは結婚までの日程が早まることをみんなに伝えた。
いつかは結婚するということはわかっていたのに、ユージンがもうすぐ結婚するということに動揺するハリ。
ユージンが本当に望むことであればお祝いしないとねと思うと、ハリはうつむいてしまうのであった。
食事が終わり、部屋でヨハネスと話すハリ。
浮かない表情をしているハリに、ヨハネスははユージン兄さんが結婚するから寂しい?と聞く。そして、エルンスト家の兄弟愛が特別だからね。大丈夫、君が寂しくないように僕がそばにいてあげると言う。
それを聞いたハリは、私は子供じゃないよと言うと笑った。
そして、心の中ではこう思うのであった。違うよ、ヨハン。これはそういう感情じゃないの…
ロザベラの本音
数日後。ハリは1人で舞踏会に参加するようになっていた。
たくさんの男性に声をかけられ、パートナーを連れてこなかったことを後悔した。
ハリは休憩室のソファーに腰かけると、前は憧れていた社交の場も今はただ虚しく感じていた。
ハリはエダンもダンスをしたりしないのですか?と聞いた。
すると、彼は私にはその資格がないのだと答えた。それはどういう意味なのかハリが尋ねると…
コンコン。
ロザベラがやって来たのだった。彼女も休憩しに来たのだと言う。
そして、ハリの隣に座るとユージンとの結婚が早まった話は聞きましたか?と尋ねた。
はい、まだ早いですがおめでとうございますとハリは言う。
それはおめでたいことなのでしょうか?と言い、浮かない顔をするロザベラ。彼女はユージンとこのまま結婚していいのかという疑問があるのであった。
そして、彼女はハリのことは婚約者の妹ではなくいい友人だと思っているから、正直に話したいのだと言う。
私は彼を愛していないし、彼もまた私を愛していない。彼と私の間にあるのは信頼と義務であり、尊重はあっても愛という感情はないのだと。
しかし、幼い時からこういう関係が合理的だと教えられてきたロザベラは、その事実に心残りを感じたことはないのだと言う。
こんな私たちを理解できませんか?と聞いた。
ユージンは弟たちを自分のように政略結婚させる気はないようだったから、あなたが育った環境とは違うかもしれませんね。
ハリが彼女に何も言えないでいると、ロザベラはこう言った。
そんな顔しないでください、私はこんな自分が不幸だと思っていないのですと。
ハリは自分の気持ちをなんて表現すればいいのかわからないのであった。
【53話】感想
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