ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
バスティーエで過ごした6年間
それ以降、エルンスト家に戻る日が早まった。
ハリがバスティーエ邸の部屋にいると、ヨハネスがお茶を持ってやって来た。
2人はイスに腰かけると、ヨハネスは君が初めてここに来たことを思い出すよと言った。そして、エルンスト家で君と初めて出会った時から、僕はここに君を連れて来たかったみたいと。
それを聞いたハリは笑った。ヨハネスが当時、ハリのことをちょうだいとキャベルに言っていたことを思い出したのだ。
そして、ヨハネスは話を続けた。ここに来た日のハリがとても疲れてて悲しそうだったから、これからは僕が守ってあげないと思った。ハリがここに来て6年間、そしてエルンスト家にいたのは2年間だった。それでも、君にとってはバスティーエよりエルンストの方が家なの?と寂しげな表情をした。
ハリは前世も含めると20年以上をエルンスト家で過ごしていた。そして、あの日ユージンが言ってくれた"お前は俺たちの妹だ"という言葉が頭をよぎる。いや、あのことがなくても私はエルンスト家を離れられなかったと思う。
私はエルンストに戻ってもバスティーエを恋しく思うよとハリが言うと、ヨハネスはいつかまたここに戻って来てくれたらうれしい。…今は欲張らないよと言うと、彼は部屋から出て行くのであった。
久しぶりのわが家
エルンスト家に戻る日。ユージンが迎えに来た。
エルンスト家に戻ってくると、使用人のヒューバートが迎えてくれた。
久しぶりの彼との再会に話に花を咲かせるハリだったが、ユージンは早く屋敷の中に入るように促した。
久々に戻って来たエルンスト家。エルンスト夫妻が温かく迎え入れてくれそうだが、もう2度とそんなことはないのだ。彼らと一緒に過ごした時間は短かったけど、ハリには十分幸せなものであった。
ひとまず各自の部屋に向かった。ハリが自分の部屋に入ると、時間が止まったように昔のままであった。自分の部屋を懐かしんでいると、キャベルとエーリッヒはすぐに引き上げて来たようであった。
そんな彼らを見てハリは、久しぶりなのにあまりにも淡々としているように見えると言った。
キャベルがそりゃ俺たちは前に…と口を滑らせると、隣にいたエーリッヒが彼を肘でどついた。ハリは自分以外で家に来たことがあるんだなと疑うのであった。
ユージンは見せたいものがあると言い、ある部屋に案内した。
そこあったのは、大きな白いピアノ。ハリのために用意をしたのだと言う。
あまりに美しいピアノを目の前にして喜ぶハリ。そんな彼女を見てユージンも笑顔になるのであった。
【39話】感想
やはりヨハネスはハリに戻って欲しくはないんでしょうね。彼は優しいのであれ以上の言葉は言いませんでしたが。
久しぶりのエルンスト家を懐かしむハリ。一方、兄弟のキャベルやエーリッヒも少しそっけない態度でした。彼らはハリ抜きで前にも来たことがありそうですが、どんな事情があったんでしょう。
それにしても、またエルンスト家の生活が始まると思うとわくわくしてしまいますね!
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