ピッコマで公開されている「お兄ちゃんたちに気をつけて!」のネタバレと感想になります。
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「お兄ちゃんたちに気をつけて!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【37話】ネタバレ
ハリの手紙
春になるとヨハネスとキャベル、エーリッヒはアカデミーに戻って行った。
キャベルが駄々をこねるから、ハリは彼にも2、3週間に1度手紙を出すことに。
そして、彼が全科目落第で卒業できるかわからない事実が発覚すると、ハリは手紙でそうならないように仕向けるのであった。
"まさかかっこよくてなんでもできる兄さんが留年するようなことはないよね?"
"もし兄さんが卒業できなかったらもっと長く離れていなければならないから寂しいな。もちろんそんなことはないよね?"
こんな手紙を受け取ったキャベルは、少しは自分の置かれた状況に気が付いたようであった。
一方、ハリがユージンに手紙を出す時はなんとなく切ない感じがするのであった。
再会
バスティーエ邸でのこと。ハリはルイーゼから花市場に行こうと誘いを受けた。
そして、彼女は最近流行っている双子コーデをして行こうと言うのであった。
ルイーゼにされるがままに身支度が終わると、白いワンピースにつばが広い帽子、アップにまとめられた同じ髪型の双子コーデが出来上がるのであった。
花市場に到着すると、ルイーゼはうれしさのあまり1人で走って行ってしまう。残されたハリもたくさんの花を楽しみ、ピンクの花束を購入した。
ルイーゼのことを探しに歩いていると、よそ見をしていたハリは1人の男性にぶつかってしまう。
男性は体勢を崩してしまったハリの手をパっと掴むと、大丈夫ですか?と声をかけてきた。
ハリがその男性の方を見ると、そこにいたのは数年ぶりに会う美しく成長したユージンであった。
ハリ姉ちゃん!ハリを見つけたルイーゼが駆け寄って来た。彼女がそう呼んで初めてユージンは、目の前にいる女性がハリであると気づいたようであった。
ハリはユージンと再会した時に、これからはずっと一緒にいようねと笑顔で言おうと決めていた。しかし、実際は何も言うことができずに、ただ涙を流してしまうのであった。
馬車での会話
時は少し戻り、ユージンが市場に馬車で向かっている時のこと。
馬車にはユージンと補佐を務める金髪の男性が乗っていた。ユージンは忙しい合間をぬって、プレゼントを選びに来ていたのだ。
補佐の男性は、服や靴だと成長期で合わないこともあるだろうから、他のプレゼントはいかがですか?と聞くと、ユージンはまだ小さいままのハリのことを思い浮かべ、そんなに大きくなったとは思わないがと答えた。
補佐の男性が婚約者との食事について話をすると、ユージンは忙しいからと後回しにしようとする。ユージンは顔を1度も合わせたことのない女性と婚約しており、そんな女性と結婚をすることを不思議に思う補佐の男性。
それに対し、そんな結婚は普通だよと答えるユージン。しかし、弟たちには政略結婚をさせる気はないと言う。
彼は自分自身の幸せをないがしろにする傾向があるようであった。
ユージンはハリの手紙に書いてあった"どんな選択であれ、ユージン兄さんが幸せでありますように"という言葉を思い出してこう言った。
最初から俺は結婚に幸せを見出していない、想い人もいないし最善を尽くすだけなのだと。
補佐の男性は運命の人はいつどこで出会うかわかりませんよ?と言うのであった。
【37話】感想
お互いに美しく成長したハリとユージンの久々の再会でうれしいです!ユージンはまだハリのことを子供だと思っていましたが、会ってみたらすっかり大人になっていて驚いたようですね。ユージンの気持ちもこれから変わっていくのかもしれません。
2人がどんな会話をするのか楽しみです!
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