ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
選択権の行方
当初のベリエ王国侵略の計画書をラースに見せてくれたゼフォン。
その計画書ではラースを人質として扱ってベリエ王国を屈服させるという計画が書かれていたものの、現在の彼にはそんなことするつもりは無いよう。
それどころかゼフォンはラースに選択権を与えると言い出すという。
軍隊を率いてベリエ王家の首を並べるなり、殺さずに奴隷としてこき使うなり、ラースの望む通りの選択をしていいのだとか。しかも責任は全てゼフォンのほうで負うからとも。
彼がどれほどラースを信頼して大切に思っているかが伝わってきますね。こんな国家の重要な選択を彼女に委ねるだなんて。
そんなゼフォンの言葉を受けて、ラースは恍惚な表情を浮かべて胸が高鳴っているようでした。
彼から信頼を感じられることと、そして純粋に憎きベリエ王家に復讐できることがよほど嬉しいのでしょうね。
ラースの答えは
ベリエ王国をどう侵略するかゼフォンはラースに判断を委ね、そして今夜の夕食の時まで考えてみるようにとのこと。
夕食前に一人風呂に入ったラースは心躍らせているように見えますが、それと同時にどうすべきか頭を悩ませているようでもありました。
ベリエ王国の侵略はもちろん望んでいたことではあるものの、もし戦争になったらシャリオルト帝国の兵士たちにも犠牲が出ると心配しているみたいです。
なるほど~。やはりラースは心優しいですね。戦争で死者が出るのは当然だなどとは思わず、どうにか犠牲を出さない方法を考えようとするだなんて。
それこそ二コラのことを解放せずそのまま捕えておけば、ベリエ王国に対しても人質として利用できたのではと思ってしまいますが。
とはいえ頭の良いラースであればまた前世の知識などを活かして良い作戦を思いつきそうですけどね。彼女がどんな作戦を立てるのか注目です。
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