ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【90話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
頭を抱えるベリエ国王
インス王国を降伏させて人質としての役目が終わった二コラは無事にベリエ王国へ返還されることに。
シャリオルト帝国の皇帝とお姉さんが自分に酷いことをしてきたと両親に泣きつく二コラ。
その話を受けてシャリオルトらしい蛮行だと父は腹を立てつつ、しかし二コラが言うことなら大袈裟なだけかもと少し疑いを持っているよう。
確かに二コラなら大袈裟なことを言いそうですし、それだけでなく自分の都合のいいように話をすり替えたりもするでしょう。父親も娘の性格をちゃんと分かっているみたいですね。笑
二コラは同情を買うような話ばかりして、自分が人質になったせいでインス王国が降伏したなどという重要なことは隠したまま。
そんな中でインス王国からの文書が到着。そこには二コラが隠したがった内容が詳細に記され、そして被った損害の補償要求まで。
その文書を見てベリエ国王は頭を抱えることに。愚かな娘のせいで首を絞められることになっていい気味です。
どのようにベリエ王国を侵略?
ゼフォンは執務室で何やら一人考え事をしているよう。それはベリエ王国の侵略について。
元々彼はラースを人質として最小限の時間と労力でベリエ王国を侵略するつもりだったみたいです。確かに初めは皇后とは言っても愛人と変わらない扱いでしたからね。
武力で屈服させることも可能なのでしょうが、犠牲を最小限に抑えるという点では二コラを使ってインス王国に対してやった方法が最善なのでしょう。
そして今回の姉を連れ戻そうとした二コラの振る舞いを見てもベリエ王国にとってラースはまだ望まれる存在なのだとゼフォンは確信。だから従来の計画通り人質として扱ってベリエ王国を降伏させることもできるだろうと。
ただ降伏させてしまったらベリエに帰ってしまうのかと想像し、そうさせるわけにはいかないとゼフォンは思ったようです。
まあ今となってはラースはゼフォンにとって替えのきかない大切な存在ですからね。
そのうちベリエ王国も侵略していく展開になると思われますが、ゼフォンがどのような手法をとるのか注目です。
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