ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【45話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ゼフォンにとって価値あるもの
今回ラースがシャリオルト帝国で捕虜になっていた前世でのことが描かれていました。
愛人にならないかとゼフォンから提案されたラースは、自分が持っているベリエ王国の情報に価値があると思っていたよう。
しかし実はゼフォンにとってそんなことはどうでもよくて、彼が本当に価値を見出していたのはラースの持っている膨大な魔力だったのだとか。
ゼフォンもまた圧倒的な魔力を持っていますが治癒魔法では戦えず、全てを焼き尽くす火炎を使えるラースが重要だったのでしょう。
そのためゼフォンにとっては二コラは何の価値もなかったようですね。
ゼフォンはラースを捕虜から解放する際にそんな話を教えてくれたみたいです。
当時の彼の言葉を今のラースは参考にしているのでしょう。白鯨船の海賊との戦いで一人で敵を壊滅させるところを見せつけたのも、また自分の力を披露して価値を証明するためだったのかもしれませんね。
君なら私を理解できる
あと捕虜だったときのラースとゼフォンの会話で、君なら私を理解できると思ったというゼフォンの発言がありました。
彼曰く愚か者を信じ続けてきたという共通点があるとか。
ラースは愚かな家族たちと国のために命を懸けて戦争で戦っていましたからね。そんな彼女と同じようにゼフォンも愚かな父親を信じてきた過去があるのではと。
この点は以前第40話でも似た境遇を生きてきたのではと匂わせる描写がありました。ゼフォンのこれまでどんな人生をおくってきたのか気になるところです。
前世でも治癒魔法を?
前世でラースがカミラに目を潰されたという話がありましたが、ゼフォンによって捕虜から解放される際には目が治っているようでした。
明確には描かれていませんが、おそらくゼフォンが治癒魔法で治してくれたのではと。
まあ人質として捕らえていた他国の王女を返還するとなったら、失明したままではマズいということはあるのかもしれませんが。
それでも他人に治癒魔法を使わないというゼフォンが治してくれたということであれば、前世でもラースは特別だったのかもしれませんね。
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