ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【40話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ベリエ王国への制裁か
ラースはゼフォンと一緒に食事をすることに。白鯨船の襲撃事件以来これが初めて顔を合わせる場面かもしれませんね。
なぜ襲撃の日時と場所を知っていたのか彼に問われ、ベリエ王国にいたころにカプリコル王国から提案を受けたのだとラースは説明。確かに現実的な話ではあります。
それからラースが出て行った後のベリエが襲撃事件に加担した可能性もあるということで、ゼフォンはベリエへの制裁を検討し始めたよう。
ラースにとっては好都合ですね~。あの憎き家族たちに復讐したいわけですから。
むしろベリエの加担の可能性を匂わせたのも、ゼフォンの怒りの矛先をベリエに向けさせるラースの作戦だったのかもしれません。
いよいよベリエへの復讐が始まりそうで楽しみです。
ちなみにカプリコル王国からは莫大な賠償金と領土の三分の一を奪うことになったのだとか。同じようにベリエにも制裁を下して欲しいものです。
彼も同じ境遇?
これほど有能なラースがなぜベリエ王家から捨てられたのかゼフォンは疑問を感じているよう。
そこでラースは真実を正直に話しました。自分は王族が犯すあらゆる不正に対する濡れ衣を着せられるだけのスケープゴートだったのだと。
その話を聞いたゼフォンは、この女も…と意味深に考えながら自身の過去を思い出しているようでした。
このゼフォンの振る舞いからすると、もしかしたら彼もラースと似た境遇で育ってきたのですかね?
表向きには実の父である先代皇帝を戦争の混乱に紛れて殺した暴君だと言われていますが、もしかしたら全く違う真実がある可能性も考えられますね。
ゼフォンの過去に何があったのか気になるところです。
望むもの
白鯨船の襲撃を未然に防いだということでラースの功績が認められ、ゼフォンは褒美として望むものを尋ねてきました。
聞き方的に何でも叶えてくれそうな雰囲気ですね~。それだけシャリオルトの資産を守ったのが大きいことだったのでしょう。
そんな彼の質問にラースは”天下”だと答えていました。ゼフォンと一緒に全てを手に入れ、誰も逆らえない全大陸の支配者になると。
その答えにゼフォンも笑っていて、満足そうな表情にも見えます。ラースの望みに共感してくれたということですかね。
天下を取るというラースの望みは本心なのか、それともゼフォンの歓心を買うためのものなのか。そして本心であれば本当に天下をとれるのか今後が楽しみですね。
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