ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【123話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
体調不良のゼフォン
何やらゼフォンは体調不良に苦しんでいるらしく。頭痛、悪寒、疲労感や集中力の低下などの症状に悩まされているよう。
それは兄であるジョセフ公爵とアンドレイ公爵が訪ねてきた日以降のことなのだと。前回ラストシーンで子供時代の記憶にうなされている場面がありましたから、兄たちと会ったことで辛い過去が思い出されてしまったのでしょう。
ラースもその日以来ゼフォンと顔を合わせておらず、宮廷医イリアの報告によってゼフォンの体調不良を知ったようで。
ゼフォンが苦しんでいる時こそラースの出番かもしれませんね。
突然の侵略命令
それからゼフォンは隣国であるアルガウザー帝国とボルグ帝国の侵略を準備するようにと突然の命令を下すことに。
話の流れ的にはおそらくアンドレイ公爵が国境を統治しているという2つの国なのかもしれませんね。前回の話で彼がその国境付近に住んでいる異民族をまとめているという話でしたから。
ゼフォンとしては兄たちの操り人形である情婦を迎えるよりも、侵略して隣国を治めてしまうほうが早いと考えているよう。
兄たちの思い通りにさせないための侵略ということですね。
ただ兄たちとの関係が悪化すると厄介なことになるのも事実であり、ゼフォンはまた頭を抱えて気分が悪そうにしていました。
やはり体調不良の根源は兄たちなのでしょうね…。本当に煩わしい存在です。
先代皇帝を殺した?
ゼフォンはまた過去のことを思い出し、皇帝殺害罪だと兄たちから責められているよう。お前が皇帝を殺したんだと。
ここで言う皇帝とは実の父である先代皇帝のことでしょうね。確かに物語の序盤で、ゼフォンが戦争の混乱に紛れて先代皇帝を殺したという話があったので。
それから当時のことが回想シーンで描かれることに。
当時ゼフォンは圧倒的な魔力を持っていたため戦場でこき使われていたよう。治癒魔法により戦場での負傷者を片っ端から治療していたみたいです。
そしてその功績が認められて父が率いる戦場へと連れて行かれることに。ただそこで父は生死にかかわる大怪我を負い、医者たちにはどうすることもできず、ゼフォンが呼び出されたようで。
なるほど…。この続きは描かれませんでしたが、おそらくゼフォンは父を救うことができず、そのせいで彼が父を殺したと言われるようになったのではと。もしそうならあまりにも理不尽過ぎますよね…。
そこら辺はまだ推測に過ぎないので真相が気になるところです。
ラースの癒し
過去のことを思い出して気分が悪そうにしているゼフォンのもとにはラースがやってきました。
疲れているのだから今は休んだほうがいいと彼女は助言し、ゼフォンは彼女の膝枕で眠りにつくことに。
これには周りの者たちも唖然としているようで。さっきまで侵略の準備をしろと怖い顔をしていたゼフォンを落ち着かせることができるのはラースだけでしょうからね。
そしてラースはただゼフォンを癒すだけではなく、やはりジョセフ公爵とアンドレイ公爵を潰す方法を考えているようで。
やはりこういうときにゼフォンが一番頼れるのはラースですね。彼女にどんな考えがあるのか楽しみです。
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