ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【117話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リブラ国王を呼び出し
ゼフォンとラースはアンネリナの代理人が犯した罪について追及すべく、リブラ王国の国王を呼び出すことに。
リブラ国王が登場するのはこれが初めてですね。暴君という評判のゼフォンからの呼び出しに震え上がっているみたいです。笑
それから実際に顔を合わせ、シャリオルトの情報を自国に流すという愚行を働いたのはアンネリナの代理人と国内の一部の共謀者による独断的な犯行だったとリブラ国王は弁明。あくまでも自分は何も知らなかったというスタンスのようですね。
一方ゼフォンはある要求を突きつけることに。それを呑めば今回のことは目を瞑ると。
その要求とは指定した内容の記事をリブラ王国の全ての情報網で拡散させること。そして今後シャリオルト帝国との緊密な協力関係のために情報提供するようにということも。
それだけで罰を受けずに済むのかとリブラ国王は晴れやかな表情を浮かべ、即答で要求に応じることを決めていました。
どうやらゼフォンらが指定した内容というのはベリエ王家の評判を落とすもののよう。どこよりも情報力を持つリブラ国王を使って、ベリエ王家に追い打ちをかけようというわけですね。
ただ本当にリブラ王国への罰が無いのか気になるところ。真の黒幕は国王だったとゼフォンとラースも知っているはずですからね。
これまでにはインス王国を降伏させたり、プルート王国には国力の大半を失うほど賠償金を払わせたりと厳しい処分をしてきましたから、利用するだけ利用した後にリブラ王国にも相応の罰を与える可能性はありそうな気がします。
ベリエ王国では大騒ぎ
それから少し経ってベリエ王国ではリブラ王国が発信した記事によって大騒ぎになっているよう。例のゼフォンとラースが書かせた記事ですね。
その内容はというと、まずベリエ王家の実質的な頭脳は第一王女ラースであり、それにも関わらず王家の者たちは彼女をスケープゴートにしようとしていたということ。
ラースがいなくなったベリエ王国が凋落して、彼女を皇后に迎えたシャリオルト帝国が急成長しているのがその証だとも。対照的な両国の状況はラースの能力を証明するための説得力がありますね。
またラースの実の父は現国王ではなく当時の第一王子スチュアートであるという事実も暴露。当時圧倒的支持を受けていたスチュアートが死んだのは現国王の策略であるとも。
情報大国リブラ王国からの発信ですから皆信じるでしょうし、これによってベリエ王家の評判が地に落ちるのは間違いないでしょうね。
まさかの報道にベリエ国王と王子エリクは激しく動揺し、呑気にティーパーティーに参加していた王妃も貴婦人たちからその報道について聞いて取り乱しているようでした。
これからベリエ王家がどのように没落していくのか楽しみですね。
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