ピッコマで公開されている「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の感想と考察になります。
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「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【104話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
裏にはラースが?
シャリオルト帝国軍によって占拠される村をヤングウルフ新聞社が独自調査により予測して当てたということで、ベリエ王国内では騒ぎになっているよう。
なぜ新聞社が予測できるのに王家は何の対応もしなかったんだというわけですね。
その新聞社はシャリオルト帝国軍によって6番目に占拠されるのがコカーブ村であると3日前の時点で報じていたみたいです。
そして今回その新聞社の記者が少しだけ登場していましたが、前々回第102話でチラッと描かれたクロエと密会していた人と同一人物のように見えますね。
おそらくラースがクロエに指示し、次にどこの村を占拠するか情報を流していたのでしょう。
またその新聞の記事には、ベリエ王国の各地で貴族たちが増税しているという内容も書かれており、その事実を知った民衆たちはますます王家に不満を感じているようでした。
まさに全てがラースの狙い通りに動いていそうですね。
次のステップは
第102話でも触れられていましたが、シャリオルト帝国軍によって占拠された村はいずれも悲惨な状況のよう。
民家はボロボロで食糧不足に苦しみ、土砂崩れの対策もできずまるで荒れ地のようなのだと。それでも収入になる畑だけは命懸けで守っているという状態みたいです。
国から見捨てられて放置された結果がこれということですね。
そしてゼフォンとラースたちが計画している次のステップはというと、占拠した全ての村を支援するというもの。
第102話の時点で村に攻撃したり危害を加える様子はなさそうに見えましたが、むしろその逆で支援するとは。そうなるとベリエ王国内でも王家よりシャリオルト帝国に救いを求める人たちが現れそうな気がしますね。
すなわちそれはベリエ王家の名誉の失墜でもあり、それがラースの狙いなのではと。今後の展開が気になるところです。
有能なシング
今回シングの有能な仕事ぶりに触れられる場面がありました。
普段ずっとラースのそばにいて紅茶を入れたりなど使用人がやるような一般的な仕事もしているわけですが、実はレベルの高い仕事もこなしているらしく。
忙しいラースの代わりにバザロフ公爵の膨大な研究論文に全て目を通し、役に立つ有益なものだけを抜粋してきてくれるのだと。
シングはラースにとって本当に欠かせない人物なのでしょうね。また今後の彼の活躍が楽しみです。
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