ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
ケーキは私が作った
ミハイル皇帝に食べてもらいたかったから自分がケーキを作ったとアナスタシアは言う。わがままを言ってシェフの厨房を借りたのだと。
チラッと机を見ると、食べきったカップが置いてある。きれいに食べてもらえてよかったと彼女は思った。
そして、家では貧しくてバターや小麦粉など変えなかったが、家にあった一冊のお菓子作りの本を何度も読んでいたのだと説明した。
その話を聞いてニコッと笑うミハイル。
すると彼の周りにはまた色のついたオーラのようなものがアナスタシアには見える。
パベルの時は橙色だったが、ミハイルの周りにはアンズ色が見えた。何の違いかしら?と彼女は疑問に思った。
またチョコレートはある男爵から下賜されたとパベルから聞いたことを話すと、サラト男爵のことか?とミハイルは言う。
それから皇帝が孫娘から貰ってばかりいるわけにはいかないとのことで、数日後にあるものが手に入るからそれをアナスタシアにくれるらしい。
彼女を手伝ってくれたパベル・マルカにも褒美をやると。
ミハイルがそんな話をしている中、彼の周りには半透明の何かが動いているようにアナスタシアには見えた。一見ショールをかけてるようにも見えたが、それは動いてこちらまで漂ってくる。
使用人がアナスタシアを部屋に案内してくれるというが、彼にはそれが見えていないようだ。
何だろう?と彼女は疑問に思うのだった。
彼女が見たのはシャマル
アナスタシアが部屋を出た後、シャマル!と声をかけるミハイル。
するとさっき動いていた半透明のものが返事をするではないか。猫の形になったり人の形になったりと自在に変化する。
そんなシャマルのことがアナスタシアには見えたのだ。
そしてシャマルはアナスタシアのことを”桃”と呼んだ。髪の毛がほんのり赤くて瞳は緑色で桃そっくりじゃないか?と。
それからシャマルは彼女のことを珍しいと言う。こんなに皇帝に興味のない人間は初めてだと。
自分の作ったお菓子を美味しく食べてくれたかどうかと、いつ家に帰れるかくらいしか考えていないようだったとシャマルは言う。
その性格はユーリエ譲りだなとミハイルは感じた。
それから、アナスタシアが小鳥の精霊と契約したようだとミハイルが言う。分別の精霊と契約しているセレネテフ侯爵がそう言っていたと。
小鳥?言われてみればそうかもな…とシャマルは答えた。シャマルが自身なさげに言うのはミハイルも初めて聞くようだ。
そしてシャマルはひとつ確実なこととして、皇帝の息子のその侯爵がアナスタシアのことを大切に思っているようだと言うのだった。
疲れたアナスタシア
部屋に戻ったアナスタシアはベッドに入って疲れている様子だ。皇帝に呼び出されて大変な目に遭うかと思いつかれたようだ。
そして彼女はただ父親と母親に会いたくて家に帰りたいだけなのだが、なんだか家に帰る日が遠くなりそうな予感を感じていた。
皇帝が何かくれると言っていたからどうせならお金に変えられるものがいいと彼女は思った。そしたらすぐにお金に変えてバターと小麦粉を買うのにと。
それからアナスタシアは小鳥の精霊に対して、あなたのせいでとんでもない目に遭ったのよ?と話しかけると、フォンダンショコラを作りたがったのは姫だ…!と言いながら小鳥の精霊がひょこっと出てくる。
我は感覚の大精霊だこのバカ!
そう言ってアナスタシアの前に現われるのだった。
【7話】感想
ミハイル皇帝と一緒にいた半透明のシャマルが、いわゆる皇帝が契約するという精霊王なのでしょうか。
シャマルのことが見えるのが珍しいのか、アナスタシアが彼を見たことに少しミハイルは驚いている感じもありましたね。
それから部屋に戻ったアナスタシアですが、彼女の前にも小鳥の精霊が現れました。
小鳥の精霊は自らを感覚の大精霊と呼んでいますが、”大”精霊ということはやはり偉大なのですかね?気になるところです。
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