ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
アナスタシアの祖父
アレクセイはアナスタシアとのお茶の最中、数年前の皇宮でのことを思い出していた。
夜寝ている彼のもとに、ユーリエがやって来たのだ。アナスタシアの父であるユーリエは、アレクセイからしたら叔父にあたる。
ユーリエはアレクセイに対し、もう二度とお前とは会わないつもりだと言い残した。お前を愛しているからと。
そのことを思い返し、ユーリエ叔父さんとイリーナ叔母さんは皇宮にはいらっしゃらないだろうとアレクセイは言う。
だから、アナスタシアが皇宮を出るまでは母方の祖父であるタイエヤ・ネルリンがいたほうが良いのではないかと言うのだ。
しかしアナスタシアは、アレクセイさえいればいいと答える。
それにタイエヤが皇宮に戻って来る理由が自分なのではないかとアナスタシアは少し心配していた。
エルフの平和使節団を迎えるためにタイエヤは必要であり、戻って来るとしたら仕方ないことだと言うアレクセイ。
しかし心配しているアナスタシアに対し、もしタイエヤがつらく当たるようなことがあれば自分に助けを求めるようにと言う。
アナスタシアのことを虐めないように懲らしめるからと。
兄の優しさをアナスタシアは嬉しく思うのだった。
戦勝式の日
それから戦勝式の日。
ノクティス・エルフを打ち破った英雄としてカルノ・ノイシュテッターを筆頭に戦士たちが帰還してくる。
ミハイル皇帝とアレクセイ、そしてアナスタシアは式場で彼らの到着を待っており、英雄たちを立てる人々の声が聞こえてくる。
アナスタシアはアレクセイのことを、いつも”アリョーシャ”と呼んでいるが、それを聞いたミハイルは疑問に思った。アリョーシャとは?と。
すると彼女は事情を説明する。”皇太孫殿下”も”お兄様”もアレクセイが嫌がるから、愛称で呼んでいるのだと。
アナスタシアは小さい頃から両親に”アーシャ”と呼ばれていたから、同じようにアレクセイのことを”アリョーシャ”と呼ぶようにしたのだ。
それから、”アーシャ”って呼んでみて!とアナスタシアがアレクセイに要求すると、彼は照れたようで頬を赤らめる。
少し戸惑いながらも、アーシャ…と呼ぶと、彼女は感動するのだった。
カルノたちの入場
会場は静かになり、いよいよカルノ・ノイシュテッターら戦士たちが入場してくる。
小説ではカルノがアナスタシアを破滅させることになるため、彼女も少し緊張気味だ。
カルノが入場してきてミハイル皇帝の前に跪いている中、アナスタシアはふと会場にいるパベルと目が合った。
普段一緒にお菓子を作ってくれるシェフだが、彼はこれまでアナスタシアが皇孫だとは知らずにいた。
そのため皇帝や皇太孫の横に座っているアナスタシアを見て、彼女がそんな地位の人間だったことに気づき唖然としているようである。
このことは後で説明しよう…とアナスタシアは思うのだった。
それからミハイルはカルノに対し、エカテリーナは元気にしているのか?と話しかける。もう彼女の顔は10年見ていないなと。
元気ですとカルノは答え、そして今回の戦争も彼女の存在が無ければ難しかったと言う。
そんな会話を交わし、ミハイルは帰還した戦士たちに、英雄であるお前たちをこの世の精霊たちが祝福する日々が続くだろう!と高らかに言うのだった。
アナスタシアが躓くと
そろそろアレクセイとカルノが再会の喜びを分かち合うころだろう。
そう思ったアナスタシアは、変に割り込まないように隠れようと思って席を立った。
すると彼女は躓いて思わず転びそうになってしまうが、そんなピンチにアレクセイが後ろから彼女をひょいっと抱き上げる。
彼女が転ばないように助けてくれたのだ。
アナスタシアは振り向き、アリョーシャ…と言いながら見つめ合うのだった。
【20話】感想
アナスタシアの祖父タイエヤは一体何の目的で団長復帰しようとしているのですかね。その理由にアナスタシアは関係あるのかどうなのか気になるところです。
またアナスタシアはアレクセイのことをアリョーシャと呼んでいましたが、どういう由来なのか今まで説明がありませんでした。アーシャに似せて呼んでいた見たいですね。
そして会場にいたパベル。彼はアナスタシアが皇孫だと気づき唖然としています。これからまた一緒にお菓子作りするのに畏まったり、ギクシャクしたりしないですかね?笑
これまで通り楽しくお菓子作りして欲しいです。
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