ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
騎士団の前団長
アレクセイはミハイル皇帝から呼び出され、ある件について意見を求められていた。
それはティングネス騎士団の前団長であるタイエヤ・ネルリンが10年ぶりの復職を希望しているということで、それについてどう思うかということである。
この申し出を受け入れるべきか、突っぱねるべきか。
ミハイルがアレクセイに意見を求めると、受け入れてもよいのではないかと彼は答えた。
彼はかつて皇帝と一緒に北部の国境確定に大きな功績を残した人物であり、それは10年で忘れられるようなものではないと。
また現在の副団長もタイエヤ復帰を待って団長の席を空けたままにしているという事実もある。
アレクセイのそんな意見に、どちらかと言うとミハイルは反対の立場を取っているようだ。
というのも、10年前にミハイルの末っ子であるユーリエはタイエヤの一人娘と結婚して全てを投げ出して逃げ出した。つまりタイエヤはアナスタシアの母イリーナの父なのである。
それからタイエヤは娘イリーナと絶縁したらしい。
そのような事実もあり、ミハイルは申し出を受け入れることに慎重になっているようだ。
一方アレクセイは賛成の理由をもう一つ上げる。
もうすぐノクティス・エルフが平和使節団を送って来るころ。その中にはネルリンの威厳を覚えている者がいるはずで、彼の顔を見たら変な気は起こさないだろうと。
そのようなアレクセイの意見を聞き、ミハイルは少し頭を抱え、そしてもう下がるように命じるのだった。
エルフから貰う土地
ミハイル皇帝との話を終えたアレクセイは、約束通りアナスタシアとお茶の時間を過ごすために彼女のところにやって来た。
そこでアナスタシアはエルフから土地を貰うという話をアレクセイから聞いて驚く。
ノクティス・エルフは戦争で敗戦したため、賠償金として向こうが持っている土地をくれるというのだ。
それでどこの土地が良いかアレクセイは選別しているところだと言うが、アナスタシアにはさっき本で読んだダイヤの採れる鉱山が頭にちらつく。
アレクセイは土地の候補をいくつかアナスタシアに話す。
そして彼女は、ルーメン・バシリーチェはどう?と言って乗り出した。
ここはダイヤが…!と言いかけるが、アナスタシアはハッとして言うのを止める。地図にも載っておらず、エルフも知らないことであるため、彼女が知っているのは不可解なのだ。
結局ダイヤと言いかけた言葉には触れられることなく、じゃあここにしよう!とあっさりアレクセイは決めてしまうのだった。
欲しいものは
アレクセイは、土地を決めるのを手伝ってくれたお礼として何かプレゼントしたいとアナスタシアに言ってくる。
それならば家に帰りたいですと彼女は答えたが、それは皇帝が許さないだろうと断られてしまった。
次に彼女は、鳥かごが欲しいと言う。
それなら鳥かごと一緒に鳥を…とアレクセイが言うが、鳥かごだけでいいとアナスタシアは答えるのだった。
アナスタシアが欲しいプレゼントも決まり、アレクセイは今回ミハイルに呼び出された理由を話し始める。
それはティングネス騎士団の前団長が復職を申し出たためであると。そしてその人物がタイエヤ・ネルリンという男で、アナスタシアの母方のおじいさんであるということを彼は明かした。
その話を聞いて、私のおじいさん!?とアナスタシアは目を見開いて驚き、これってよくないんじゃない…?と彼女は思うのだった。
【19話】感想
ティングネス騎士団の前団長という人物の話が出てきました。それはアナスタシアからしたらおじいさんに当たる人で、10年ぶりの団長復職を希望しているのだとか。何だか重要な人物になりそうな気がします。
そんな彼の復帰の可能性を聞いて、よくないんじゃない?とアナスタシアは思っていました。何か都合が悪いことがあるのですかね…?母イリーナから何かおじいさんの話を聞いていたとか…。
アナスタシアがおじいさんの登場をよくないこととして考えている理由が気になります。
あと彼女が希望した鳥かごのプレゼント。間違いなくフェーヴを閉じ込めるためでしょうね。笑
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