ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
怒り出すアレクセイ
弓矢の練習場に2人でいるアレクセイとアナスタシア。
彼女はアレクセイが契約している精霊パフニールによる熱気を感じない。それはアナスタシアの契約ている精霊が強いからである。
そこでアナスタシアはアレクセイに不安をあたえないよう、味方には効かないものでしょ?と話した。
魔法使いがいくらすごい魔法を使ってもやられるのはいつも敵でしょ?元々味方同士では魔法が効かないってことだよ。
そのようにアナスタシアが言って微笑むと、アレクセイも楽しそうに笑う。
しかし彼は何か意味ありげに自分の笑顔を手で隠してしまった。
顔隠さないでよ!ね?とアナスタシアが手をどかそうとすると、やめろ!と突然アレクセイは声を荒らげて彼女を突き飛ばしてしまう。
そしてふと見るとアレクセイはブルブルと震えており、何か怖がっているような表情を浮かべているのだった。
不安定なパフニール
何かを怖がっているような様子のアレクセイ。
おれは怒ったらダメなんだ…と言い、突き飛ばしたことを謝ってどこかへ行こうとする。
アナスタシアが呼び止めると、契約しているパフニールが不安定だから彼自身の感情変化で心を乱すわけには行かないのだと話し、そのまま立ち去って行った。
アレクセイの言うことが正しければ、彼はパフニールの力を抑えるためになくことも笑うことも怒ることも出来ないということである。
しかしフェーヴは、そんなことないと主張する。熱気が漏れているのはパフニールが浮かれているからであって、アレクセイが20歳になれば自然に抑えられるようになると。
アナスタシアは原作を思い返し、確かにアレクセイが暴走したことがあった。そして帝国中を探し、安定の力を持つヒロインを見つけ出したのである。
フェーヴ曰く、契約者自身の力が強ければより精霊の力を使いこなせるが、アレクセイが感情を抑えようが関係ないというのだ。
その話を聞いて、アナスタシアはすぐにアレクセイのもとへ向かうのだった。
あなたのせいじゃない
アレクセイのもとにやって来たアナスタシアは、彼を励まそうと言葉をかける。
加減できないのはパフニール自身よ!
そのように言い、力が漏れ出すのはアレクセイのせいではないと話した。
それにそもそも資格も能力もなかったらパフニールは契約しなかったはずだと。
そして、力を加減できないのはパフニール自身の問題だから、アレクセイが笑ったり怒ったりしても何も起こらないはずだと言って詰め寄る。
しかしアレクセイには無いか思うところがあるようで、彼は過去の出来事を話し始めた。
お父様が亡くなったんだ。俺がパフニールと契約してから…。
そのように言うアレクセイの周りには、青い霧のようなものが見える。それは悲しみなのだろうか。
彼が5歳のとき、父は感情的で気性の荒い人であり、結局パフニールの力を抑えきれなくなって亡くなったと言うのだった。
【15話】感想
あんなに優しかったアレクセイが突然怒り出したところにはちょっと驚きました。でも複雑な事情があったようです。
笑ったりできないのに笑ってしまったから顔を隠そうとしたのでしょう。それでも顔を見せてと言われてしまったので、思わず怒ってしまったのですね。
彼の感情変化は関係ないとフェーヴは言いますが、アレクセイ自身にも何か考えていることがありそうです。
過去の出来事を話し始めましたが、アレクセイの身に何が起こったのでしょうか。
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