ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
部屋の前で
部屋の前でアレクセイにばったりとあってしまったアナスタシア。
お菓子を渡すときはいつもキリルを介してばかりで、彼は直接渡して欲しそうにしている。
アナスタシアは俺が嫌いなのか?と彼が微笑みながら問いかけると、嫌ってるのは自分でしょ…と彼女は心の中で思った。
しかしそんなこと言えるはずもなく、邪魔したくないから…と彼女は答える。
結局彼女はしどろもどろしたまま、お菓子だけを渡してさっさと部屋に帰ってしまう。
そんな彼女の姿を見て、貰ったお菓子袋をギュッと抱きながら、アレクセイはニコッと微笑んでいるのだった。
昼間の散歩
昼間、アナスタシアは外を散歩していた。
アレクセイが自分のことを殺すと思うかと彼女はフェーヴに問いかける。
フェーヴはそんなこと思っていないようで、一体なぜそう思うんだ?と聞き返した。
アナスタシアも自分ではよく分からないが、昨日の失敗が頭を離れないのだと。
そして彼女は、遠くでアレクセイが弓矢の練習をしている光景を見つめている。
午前は修練に、午後は勉強、夕方は復習。アレクセイは次期皇帝ということもあり一日中忙しくしているようである。
そんな彼のことを見つめているアナスタシアのもとに、キリルが通りがかって話しかけてくるのだった。
キリルと遭遇
アナスタシアのところやって来たキリル。
彼は夜だけアレクセイの護衛担当らしい。アレクセイと契約している精霊パフニールは炎と太陽の力を持っていて、昼間は事情の誰よりも強いのだと。だから昼間の護衛は不要のようだ。
いずれ成人になれば夜も護衛がいらなくなるだろうと言う。
そして今アレクセイが弓矢の練習をしているのは、パフニールの力を扱うための心身の鍛錬なのだと。
パフニールは以前契約者を失ったことがあって不安定らしい。
そのことを話したキリルは、ハッと言う表情を浮かべた。言ってはいけないことを喋ってしまったという顔である。
それを察したアナスタシアは、聞こえなかったフリをしようと思った。
それから彼女は、また作ったお菓子をキリルに渡す。一つはキリルの分で一つはアレクセイに渡して欲しいと。
いつも渡しているお菓子は自分で作っているものだと話すと、キリルは驚き、そして微笑んだ。
姫様は…皇太孫殿下のことが好きですか?
キリルはそのように聞いてくる。
アナスタシアは戸惑いながらも、嫌いではないわと答えた。
すると、皇太孫殿下の身近にいる家族は姫様だけなんですと彼は言う。そして、皇宮で笑いかけるのも姫様だけですと。
そう言って、アナスタシアのスコーンを受け取り立ち去って行くのだった。
味方だから
それから一週間が経過し、その日アナスタシアはアレクセイの弓矢の練習をそばで見ていた。
一回やってみるかと言われ、弓矢に挑戦してみるアナスタシア。
しかし体が小さくて弱いため、全然弓を引くことが出来ない。
お前はまだ小さいからなと言って、彼はまた自分の練習を始める。
それから、暑くないか?と彼は聞いてきた。
火の精霊王パフニールのおかげで皇宮は一年中暖かく、そしてアレクセイに近いほど熱気が強くなるのだと。
アナスタシアはこんなに彼の近くにいるのに全然暑くないのだ。
するとフェーヴは、我がパフニールより強い精霊だからだ!と言う。その声はアナスタシアにしか聞こえない。
そしてその事実をアナスタシアはアレクセイには知られたくはなかった。パフニールより強かったらアレクセイを脅かす存在として認識されてしまうからと。
アレクセイを不安にさせないために、味方だから!とアナスタシアは答えた。
見方には攻撃が聞かないものじゃない?
そのように答え、暑くない理由を誤魔化すのだった。
【14話】感想
アレクセイの弓矢の練習をそばで見守ったりと、アナスタシアはだんだん彼と仲良くなってきていますね。
パフニールの力にも関わらずアナスタシアが暑さを感じないのは、より強力な精霊であるフェーヴのおかげなのだとか。
彼女はそのことを知られまいと誤魔化していますが、いつまで通用しますかね。
もしアレクセイにバレたところで敵視されたりはしないと思いますが。これからの2人の関係に注目ですね。
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