ピッコマで公開されている「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」のネタバレと感想になります。
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「悪役皇女様はお菓子の家に住みたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
今回作るお菓子は
アナスタシアはパベルと一緒に再び厨房でお菓子作りを始めた。
どうやら昨日のチョコレートはパベルが全部使ってしまったようで、今日は何かしょっぱい味のものを作ることに。
小麦粉、塩、チーズ、ベーコン、芥子粉にバターと牛乳を用意してほしいと言うアナスタシア。
それからベーキングパウダーかベーキングソーダも欲しいと思ったが、どうやらこの世界には無いらしい。
地球で言うと18世紀ころの食生活と同じくらいであるようだ。
彼女が作ろうと思っていたのはスコーンだが、そうなってくるとどのように作ればよいのかと彼女は頭を悩ませる。
するとフェーヴは、無いなら作ればいいじゃないかと提案してくるのだった。
無いなら作ればよい
ベーキングパウダーが無いなら作ればよいと言うフェーヴ。
アナスタシアもそれに賛成し、何か粉薬のようなものがないかと聞くと、パベルは皇宮の薬師がベケル湖から持ってきたという胃腸薬を取り出す。
それを一口舐めると、ベーキングソーダに間違いない!と彼女は思った。口に入れると酸と反応して泡を出しながら中和するのだ。
それから古いワインの瓶の底に沈んでいる酒石も使いたいとアナスタシアは言う。
酒石酸と胃腸薬、つまりベーキングソーダを混ぜるとベーキングパウダーになるのである。
その割合はフェーヴが教えてくれた。彼はレシピ集のように何でも知っており、さっきアナスタシアが味見しただけでベーキングソーダだと分かったのも、フェーヴと契約しているからだそう。
アナスタシアはベーキングパウダーを完成させ、その世界にはまだないその粉を”フェーヴ粉”と名付けた。
一方パベルはベーコンを切って焼く。彼は剣の精霊と契約しており、そのため包丁さばきが上手いようである。
完成したスコーン
いよいよ完成したスコーン。
発行もさせてないのに何でこんなに膨らんだんだ?とパベルは不思議そうにしている。
彼はそれを一口食べると、あまりの美味しさに目を見開いて驚いた。
アナスタシアは従兄にあげるからと言って、いくつかスコーンを包む。やはりアレクセイに食べさせるつもりのようだ。
5時の鐘が鳴り、残りはおじさんが食べて!とパベルに言い残して、アナスタシアは厨房を急いであとにする。
よし!これが私の秘密兵器よ!凍りついたアリョーシャの心を溶かすのよ!
彼女はそのように思いながら、スコーンを抱えてアレクセイの元へ向かうのだった。
【12話】感想
前回はフォンダンショコラを作りましたが、今回はスコーンでした。滞りなくさっさとお菓子を作れてしまうのは、やはりフェーヴの能力があってこそのようですね。
そしてそれをアナスタシアはそのスコーンに自信を持っているようで、それを持ってアレクセイのところへ向かっています。
果たしてアレクセイの反応はどうですかね。気になるところです。
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