ピッコマで公開されている「呪われた偽物は自由になりたい」の感想と考察になります。
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「呪われた偽物は自由になりたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【57話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
隠されていた記憶
レスティル公爵によってプシケは一安心してしまったのか再び意識を失い、そして眠っている間にまた隠されていた本当の記憶が浮かんでくることに。
幼い頃に邸宅の庭園で遊んでいて、その時一緒にいたのは同じく幼かった現公爵のベルンティア・レスティル。
そして当時のシルキシア公爵夫人でプシケの母であるレアス・シルキシアと、ベルンティアの母も登場していました。
おそらく母親同士が親しい関係のようで、子供同士遊んでいたみたいです。
ベルンティアはうかつに異能を発揮してはいけないと母に言われていたものの少しならと紫の炎を見せてくれて、それを見たプシケは面白いと喜んでいました。
シオナの魔法により記憶が隠されていたものの、プシケとレスティル公爵は当時から面識があって仲良くしていたのかもしれません。
ケイタンのネックレス
プシケは母レアスのエメラルドグリーンの目を触りたがり、レアスはメイドに命じてエメラルドの宝石が入ったネックレスを持ってくることに。
するとプシケはネックレスを手に持って嬉しそうにしていました。
それはこれまでにも話にでてきたケイタンのネックレスですね。どうやら目を触りたがる娘のために、レアスが自分の瞳と同じ色の宝石で作ってあげたとか。
当時のプシケにとっては大切なものだったのでしょうね。
あの時の約束
ネックレスを大切そうにしているプシケを見て、キラキラするのが好きならこれをあげるとベルンティアは指輪を渡してきました。
それは10年早いから今はダメだと母親から注意されると、将来必ずあげるとベルンティアはプシケに約束してくれることに。
2人とも大人ですから、あの時の約束を果たしてくれるのもそう遠くないかもしれませんね。
本当の名前は
プシケが思い出した過去の記憶の回想シーンで、彼女の本当の名前が明かされることに。
彼女はグローリエール・シルキシアという名前のよう。そして当時母レアスにはリエールと呼ばれていたみたいです。
以前第24話で若かりし頃のシルキシア公爵と思われる人物がプシケと名付けている場面があり、それから彼女はプシケとして生きてきたわけですが、ついに忘れていた本当の名前がついに明かされましたね。
そして意識を失ったプシケを抱きかかえているレスティル公爵は、グローリエール・シルキシアという名前を呟いていました。
彼もまたこのタイミングで彼女に関する記憶を取り戻したのかもしれません。
第54話ではプシケが人の存在を薄める魔法にかかっているせいでレスティル公爵も彼女と会っていた記憶が思い出せないという話がありましたが、その魔法がいよいよ解けてきたのでしょうか。
本当の記憶を取り戻した2人の関係がこれからどうなっていくのか注目です。
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