ピッコマで公開されている「呪われた偽物は自由になりたい」の感想と考察になります。
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「呪われた偽物は自由になりたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【55話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
怪しい研究
禁止された魔法を使う魔法使いがシルキシア邸を出入りしていたという事実が前回明かされましたが、エイデンの話によるとそこでとある研究が行われていたのだと。
それは人間の魂から力を分離する試薬の開発。おそらく異能を分離しようという試みだったのではないかとエイデンは言うのです。
いかにも怪しい奴らが手を出しそうな研究ですね…。
その話を聞いたレスティル公爵は、背後にいる皇帝の命令でシルキシア公爵が研究を進めていたのだろうと考えているよう。
またエイデン曰く研究室にあった文書によるとほぼ完成段階に達していたのだとか。
そんな薬品を作って何をしようというのか、黒幕と思われる皇帝の企みが気になるところですね。
中和剤を作るため
プシケには魔法がかけられているという話が前回ありましたが、そのことをレスティル公爵から本人に伝え、中和剤を作るためにリアの知り合いの魔法使いのもとを訪ねることに。
今回初登場になる魔法使いですが、リアと同じく容姿はまだ幼い女の子という感じ。魔法使いたちは皆外見が幼くなるのですかね?
中和剤を作るにはダルアという黄色い花が必要らしく。ダルアは魔法の分野以外でも騎士たちの指揮を高める安定剤として使われ、過剰摂取により苦痛を感じなくなるという致命的な副作用もあるのだと。
ただ現在は皇室のほうで全て持っていかれてダルアの在庫がないのだとか。
そのことを受けてレスティル公爵な何かに勘づいたよう。というのも彼が神託に関する会議でプシケとの破婚を断って以降、レスティル領に出没する魔物たちが一層凶暴になったらしく。
皇室がダルアの花を利用し魔物たちを凶暴化させてレスティル領を攻撃しているという可能性は十分にありそう…。また思わぬところで皇帝への疑念が生まれてしまいました。
花を採りに
必要な材料の在庫が切れているということで、プシケは魔法使いの指示に従ってダルアの花を採りに行くことに。
目的地に行く魔法のドアは一人しか通れないということで、レスティル公爵は同行できないみたいです。何だかちょっと不安ですね…。
そして指示された通りのドアを通って空間を移動したプシケですが、そこは辺りの植物が枯れ果てている不気味な場所。目的地はここで合っていたのでしょうか…?
プシケもそこがダルアの花の生息地ではないような気がしたみたいです。
またふと見ると碑石があり、シルキシア・エルゼベトという名前が刻まれているよう。
それからプシケに話しかけてくる人物が。それはなんとシオナでした。まさかこんなところで再会することになるとは…。
もしかしたら彼女がダルアの生息地であったこの場所一帯の植物を枯らしてしまったとか?この後どんなやり取りが交わされるのか注目ですね。
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