ピッコマで公開されている「呪われた偽物は自由になりたい」の感想と考察になります。
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「呪われた偽物は自由になりたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【50話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
彼の言葉は信じるな
エバーグリーン公爵から聞いた言葉についてレスティル公爵に伝えたプシケ。レスティル公爵の炎が消えたらその理由は自分であると。
その話を聞いたレスティル公爵はどうせいつか自分の炎は消える運命だと返答。その炎は自分自身をも燃やす力であり、今は薬で抑えているだけで限界があると。だから異能を持つレスティルの人間は元々長生き出来ない運命にあるというのです。
避けられない運命だからプシケのせいなんてことはないと言ってくれているわけですね。
パートナーにシルキシアがいればレスティルは助かるという話が以前にありましたが、つまり助けられなかった場合はプシケの責任だとエバーグリーン公爵は言いたかったのでしょうか…?そこら辺の真意は分からず。
あとレスティル公爵はエバーグリーン公爵の言葉を信じないようにとプシケに警告していました。彼は過去のことは分かっても未来は分からないからと。
この後詳しく触れられることになりますが、エバーグリーン公爵は記憶に関する特殊能力があるみたいですね。
異能と権能
レスティル公爵曰く、異能所有者には権能と呼ばれる異能の上位能力があるのだと。
ある状況になると本能的に使うようになる力で、権能を使うには支払わなければいけない代価が非常に大きいらしいです。ある状況というのは命の危険に瀕した時とかですかね?具体的には明かされず。
例えばレスティル公爵の場合は形のあるものを燃やす力が異能で、形のないものを燃やす力が権能なのだとか。形のない時間や空間といったものを燃やせてしまうみたいです。
なるほど…。時間を燃やすというのはイメージしづらいですが、かなり凄そうな能力ですね。
ちなみにプシケの権能が何なのかはまだ分からず。どんな能力が使えるのか気になるところです。
エバーグリーン公爵の権能は
それからエバーグリーン公爵が持つ権能の話に。それは記憶伝承であり、エバーグリーンの異能所有者の全ての記憶が後代に受け継がれて蓄積されるのだとか。
エバーグリーン公爵は過去のことが分かるとレスティル公爵が言ったのはこういうことだったのですね。
ただ記憶が残り続けるというのは苦痛なことでもあり、そのため新しい記憶を作りたくないエバーグリーン公爵は東部に閉じこもって出てこないのだとか。
凄い能力を持っていても良いことばかりではないみたいですね…。
第44話の話でエバーグリーン公爵はプシケと同様に前世の記憶を持っていたわけですが、この権能によるものなのでしょう。
ただ今回は時間が巻き戻って過去回帰したという特殊なケースだと思いますが、その場合でもエバーグリーン公爵の記憶は残るのかもしれませんね。
彼の持っている記憶は今後物語が進む中で重要になっていきそうです。
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