ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【75話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ウィリアムの用件は
突然フィローメルのもとを訪ねてきたウィリアム・ハウンズ。彼はフィローメルに対して高慢な態度のよう。
カトリーヌの兄として以前登場したときも如何にも性格が悪そうでしたが、今回も早速印象は最悪です。フィローメルも無礼なウィリアムの態度を不快そうにしていました。
そんなウィリアムはすぐに本題に入り、妖精の羽布を見せてくることに。それは妖精族の羽を綿に混ぜて織った布であり、それを自身の商団で売るべくフィローメルに協力して欲しいとか。
現在妖精の羽布の製造や流通は帝国法で禁止されていて、それを合法化するために皇帝に可愛がられているフィローメルから直接頼んで欲しいということみたいです。
親しい関係でもないのに突然押しかけてきてそんなお願いをしてくるとは。
姪だから都合よく利用できそうだと思っているのかもしれません。非常に不快ですね。
フィローメルの答えは
ウィリアムの提案をフィローメルは即答で拒否。そもそも妖精の羽布の製造や流通の禁止を提案したのは彼女だったみたいですね。
さらに言うとそれは預言書に書かれていたものであり、エレンシアが後々解決することにはなっていたのものの、それまでに多くの妖精たちが犠牲になるからとフィローメルが先に手を打ったようです。
そういうことであれば何があってもウィリアムの提案に乗るはずがないですね。
断られたことにウィリアムは激怒するものの、ジェレミアが助けに入って彼をつまみ出してくれました。やはりジェレミアは頼もしいです。
追い出されたウィリアムは怒りが収まらない様子であり、フィローメルのことをまだ利用してやると思っているよう。
今後何してくるか分からないのでウィリアムの存在には気を付けて欲しいものです。
動くフィローメル
ウィリアムの存在を把握したルグィーンは、必要あれば彼を殺してやろうかとフィローメルに提案してくるという。殺して解決しようとは如何にもルグィーンらしいです。苦笑
しかしフィローメルはそれを拒否。少し気に入らないからといって人を殺してはいけないと。それもまた彼女らしい答えですね。
ただ放っておくわけにもいかないということでフィローメルは治安隊のもとを訪れていました。
妖精の羽布の製造と流通は最大で死刑の可能性もある重罪であり、不法行為を告発してウィリアムに法の鉄槌を与えようということみたいですね。
しかし治安隊の男はフィローメルの話にまともに取り合わず。何ならウィリアムの肩を持つような発言まで。
どうやら彼はウィリアムから賄賂を受け取っているようであり、それを察したフィローメルはやむを得ずその場は引き下がっていました。
ウィリアムはフィローメルが告発するのを予想して先に手を打っていたみたいです。思ったより厄介な奴ですね。
当然フィローメルはこんなことで諦めないでしょうから、どうにかウィリアムの不正を明らかにして欲しいです。
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