ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【70話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ナサールからのプレゼント
フィローメルの誕生日パーティーの場。参加者の令嬢たちは彼女への誕生日プレゼントを用意してくれているわけですが、やはりナサールからもプレゼントが。
それは白くて美しい花を咲かせた花束。ユティナ地方だけで咲く彼女と同じ名前を持ったフィローメルの花なのだとか。
たった一晩で枯れてしまうため実物を見るのは困難らしいのですが、ナサール曰く品種改良を重ねて花の寿命を延ばしているみたいです。それによりただ寿命が延びただけでなく蕾も大きくなったよう。
元々フィローメルの花言葉はネガティブにも感じられるものでまるで自分の姿を象徴するようだと好きではなかったものの、今回のことで彼女の気持ちは少し変わったようで。
たった一日しか咲かなかった花が長生きするようになり、ますます大きくて美しい花を咲かせるようになったということで、生まれつきの運命に逆らって頑張っているところがまた自身と重なったのでしょう。
フィローメルはナサールからのプレゼントを心から喜んでいるみたいです。その花のように彼女も決められた運命に立ち向かって強く生きて欲しいですね。
招かれざる客
パーティー会場には招待もしていないエレンシアがずかずかと入ってきました。どうやらフィローメルのことを祝いたいのだと。
招いていもいないのに勝手に入ってきて本当に失礼な奴ですね。周りの人たちも彼女の無礼な行為に冷ややかな視線を送っているよう。
しかしエレンシアはまるで気にすることなく。むしろ自分もすでに誕生日は過ぎてるけどあらためてパーティーを開くと言い出すことに。ここにいる人たちも皆招待するつもりだと。
他人のパーティーに勝手に入り込んできたうえ、自分のパーティーの宣伝までするとは。どこまで自分勝手なのでしょうか。
またエレンシアはナサールのことも招待すると言い出すも、彼は即答で拒否。一年先まで予定が埋まっていて先約があるから無理だと。
いや~さすがナサールですね。不愉快そうにしているエレンシアの表情は最高です。笑
それから会場の近くには皇宮楽団が来ていて、パーティーを盛り上げるために演奏したいらしく。フィローメルのパーティーのことを知ったユースティスが急遽手配してくれたのだと。
予想外のことにフィローメルは少し驚いたようであり、そしてエレンシアは悔しそうにして立ち去っていきました。
エレンシアを撃退するためにも楽団の登場はナイスタイミングでしたね。エレンシアが登場した時には面倒なことになりそうだなと思ってしまいましたが、結果的にはスカッとする最高の回でした。
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