ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【60話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
デビュタントの日
皇女エレンシアが公式的な場に初めて姿を現すデビュタントの日がやってきました。
会場の入り口までジェレミアがエスコートしてくれたものの、フィローメルの意向で彼には会場の外で待っててもらうことに。
一人で入って大丈夫だろうかとフィローメルを心配するジェレミアの心情が表情や言葉から伝わってきます。いざという時にはすぐに助けに来てくれそうですね。
そしてフィローメルが会場に入ると、彼女に集まる視線は冷たいようで。偽物の皇女で今や貴族ですらない人がなぜこの場にいるのかとでも言いたいのでしょう。
それから皇帝ユースティスと皇女エレンシアが入場。本物の皇女へ注がれる視線はフィローメルに対するものとはまるで別物ですね。皆新たな皇女に好意的なようです。
ただそんな世間の偏った見方を変えようというユースティスの意向なのか、その場でフィローメルには最高勲章が授与されて国賓として迎えると大々的に宣言されることに。
最高勲章の授与については、本物の皇女を見つけることができたのはフィローメルのおかげだからということのようです。
これによって世間のフィローメルに対する冷たい視線が少しでも和らげばいいですね。
名前が変わった?
デビュタントでは神殿から啓示されたというエレンシアのミドルネームが発表されることに。
預言書を読んだフィローメルはその名前をすでに知っているようで、エレンシア・ヒアリプソ・ベレロフなのだと。古代語で消えない希望という意味らしいです。
ただ今回発表された名前はエレンシア・タスペル・ベレロフ。ミドルネームの部分がヒアリプソではなくタスペルになっているようですね。
自分の知っているものではなくフィローメルは驚き困惑している様子。一体何があったのでしょうか…?
ちなみにエレンシアに困惑した様子はなくむしろ笑顔のよう。エレンシアには未来を知っている疑惑が浮上していますから、今回発表された名前が彼女にとって予定通りだったのかどうなのかも気になるところです。
会場にあの人物が
エレンシアのミドルネームが発表されている中、会場の隅にはフィローメルを見つめている女性の姿が。
それはローザンヌ・マノン子爵令嬢でした。フィローメルが紅炎の指輪を返してもらわなければいけない相手ですね。
ただフィローメルを見つめるローザンヌは何とも言えない表情をしているようで。困っているというか気まずそうにしているというか。
ローザンヌが何を考えているのか気になるところ。そしてフィローメルがしっかり紅炎の指輪を取り返せるといいです。
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