ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【55話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
中は見られたくない
調べてみて欲しいということでフィローメルがルグィーンに渡した一冊の本。それはやはり例の預言書だったよう。
大魔導士であるルグィーンなら触れただけで何か分かるかもとフィローメルは期待していたみたいですが、彼曰く特に特別な何かは感じないのだと。
なるほど…。当てが外れてしまって残念ですね…。
それからルグィーンは預言書の中を見ようとしましたが、フィローメルはそれを止めることに。預言書の中に登場する自分を見られたくはないよう。
まあ気持ちは分かりますが、中を見ずに調べるというのも中々難しい頼み事ではありますね…。
ちなみに本当にどうしても見られたくないページだけは破いてあるみたいです。
ルグィーンは少し疑問に感じたみたいですが、結局彼女の要求に素直に応じてくれることに。魔塔へ持ち帰って、本の中は読まずに調べてくれるのだと。
持って帰ってしまえば勝手に読むこともできるでしょうが、ルグィーンは約束を守ってくれそうな気はします。そしてどんな調査結果が得られるのか楽しみですね。
食事の席で
フィローメルは皇帝ユースティスからの誘いでエレンシアも含めて3人で食事をすることに。
相変わらずエレンシアはお喋りであり、彼女の隣でフィローメルは考え込んでいるよう。果たしてエレンシアは元からこんな正確だったのだろうかと。
預言書を読むかぎりそんな印象ではなかったみたいですね。エレンシアはある瞬間から話し方も歩き方も変わったというカトリーヌの話もありましたから、やはり別人になった可能性は高いのではと。
それからフィローメルは預言書についてもあらためて考え、それは個人の恋愛談に焦点を当てた小説の形式であり、いわゆる預言書とは違うことにも違和感を感じているよう。
本である以上著者は存在しているでしょうから、著者にとって小説の形式にしなければいけない理由があったのでしょうか。
またフィローメルはエレンシアが料理の横に置いている瓶にふと気づき気になっているよう。
瓶の中には赤っぽい何かが入っていそうに見えますが何なのでしょうか。瓶の正体についてそれ以上触れられることは無く。色々とエレンシアの周りには謎や疑問が溢れていますね。
ユースティスの知らなかった話
エレンシアがずっと一人で喋っている中、何でもいいから何か話はないかとユースティスがフィローメルに話を振ってくることに。
フィローメルとしては自分の話をするのはあまり気が進まなそうですが、ユースティスは彼女ともコミュニケーションを取りたいのでしょうね。
そこでフィローメルが以前皇居から出て行った際に留置場に閉じ込められたときのエピソードを話すと、ユースティスは驚いた表情で怒りをにじませているよう。
彼女が治安隊に捕まって留置場に閉じ込められたのは第26話の話ですね。ユースティスにとっては留置場の話など初耳であり、彼女がそのような扱いを受けたのが許せないのでしょう。
ユースティスなら治安隊をただではおかなそうですが、第52話でナサールがすでに治安隊員たちを解職したり強制労役場へ送ったりしたという話がありましたから、どうするでしょうかね?
いずれにせよフィローメルのためにユースティスがこれだけ怒ってくれるのは嬉しいことですね。
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