ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【37話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
母カトリーヌとの再会
フィローメルは皇居の地下牢に捕らえられている母カトリーヌへ会いに行くことに。久しぶりの再会になりますね。
カトリーヌはこれまでのことを謝罪してくれましたが、フィローメルは彼女を許すつもりは無く。まあ当然でしょう。そのせいで大変な人生を送ってきたわけですから。
フィローメルはそのうち皇居を出ていくつもりなので、最後に顔だけ見て別れを告げようと会いにきたみたいです。
ただ会話の中ではカトリーヌの気になる発言が。数か月前からエレンシアの様子が変なのだと。話し方も歩き方も変わったのだとか。
これは前回カトリーヌ視点の回想シーンでも描かれていたことですね。お名前は何でしたっけと突然エレンシアが尋ねてくる場面もありました。
これらの話を踏まえて考えると、ある日突然エレンシアに誰かが憑依したみたいな可能性が高いのではと。
話し方や歩き方が変わるというのは、別人になったとしか考えられないですからね。それにしても誰が憑依したのかということは全く予想できませんが。
エレンシアは母とちょっと顔を合わせるだけのつもりが、思わぬ話を聞くことになってしまいましたね。
浮かび上がる疑問
自分の部屋に戻ったフィローメルはどこかモヤモヤした気持ちになっているよう。母カトリーヌから聞いたさっきの話がどうも気になっているみたいですね。
それからこれまで感じていた小さな違和感から疑問が膨らんでいくことに。
なぜある日突然預言書が不自然に庭に落ちていたのか、なぜ火で燃やしても燃えないのか、一般的な預言書の形式と違ってエレンシア視点で書かれているのはなぜなのか。
これまでは考える余裕が無かったみたいですが、考え始めたら次々と疑問が浮かんできたようです。
そしてフィローメルは本当に預言書「皇女エレンシア」を信頼していいのだろうかと考え、預言書を置いてきてしまったアンヘリウムの宿に取りに行きたいと思ったみたいです。
それもまた一筋縄ではいかなそうですが…。ユースティスからも監視されるでしょうし、それで預言書の存在をバレたくはないですからね。
フィローメルが疑問を持ったことでますます面白い展開になっていきそうです。
存在を明かすルグィーン
預言書のことで頭を悩ませるフィローメルはめまいでフラッとしてしまいましたが、そこでとっさに支えてくれたのはルグィーンでした。
どうやら猫の姿から人間の姿へ戻ったみたいで。しばらく猫のままでしたがそろそろ明かしてもいいころだと思ったのでしょう。
当然フィローメルは驚いているようでした。
フィローメルだけには正体を明かして、まだしばらくは猫の姿で居座り続けることになるのですかね?
今後のルグィーンの動きには注目です。
ナサールの帰還
ナサールは皇居へと帰還してきました。どうやらレキシオン、カディン、ジェレミアらにテレポートで連れてきてもらったよう。
第29話でナサールが魔塔を訪ねようとしている場面がありましたが、あれから目的通りに帰ってくることができたわけですね。
ナサールはレキシオンらに感謝して別れることに。
ここでできたナサールと魔導士たちの繋がりは今後どこかで影響してくるでしょうか。
そしてナサールはまだ入宮許可申請ができていないということで少し困っているようでしたが、フィローメルが皇居を出ていく前に再会できると良いですね。
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