ピッコマで公開されている「ニセモノ皇女の居場所はない」の感想と考察になります。
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「ニセモノ皇女の居場所はない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
乳母の処遇は
フィローメルに無礼を働いたことで乳母はポルランに追い出されそうになりましたが、そこでエレンシアが止めに入ることに。乳母は腰が悪いからせめて治るまでここに居させて欲しいと。
いかにも心優しい皇女という感じですが、どうせ自分にとってメリットがあるかどうかで判断していそうですよね。
フィローメルに敵対心を持っていて常に自分の味方をしてくれる乳母は、エレンシアにとって都合の良い存在ですから。
それならばと腰が治って出て行くまでの間乳母はエレンシアの部屋で過ごしたらどうかとフィローメルが提案。自分もかつて付きっきりで乳母から色々教わってきたからと。
その提案に乳母は乗り気で、エレンシアは内心嫌そうにしながらもやむを得ず受け入れていました。
いや~フィローメルの素晴らしい切り返しでしたね。煩わしい乳母がエレンシアの部屋に入り浸るよう仕向けられたわけですから。
そのうちエレンシア自身が乳母を追い出したくなるだろうと彼女は予想しているみたいです。
それは容易に想像できますね。今の時点でエレンシアは乳母と同じ部屋でずっと過ごすことを嫌そうにしているわけなので。
心優しい皇女かのように振舞っていたエレンシアが乳母を追い出そうとする展開に期待したいところですね。
前例があるか
それからフィローメルはポルランと2人きりになり、養女として皇帝の娘になるかどうかの話に。
フィローメルは養女になるつもりはないと話しつつ、歴史上で前例のない事だから貴族たちからの反感もすごいだろうともっともらしい理由を述べていました。
そんなフィローメルに対して、ポルランは前例を提示。800年ほど前に第7第皇帝が自分を守って亡くなった家臣の娘を平民であるにも関わらず養女に迎えたとか。
どうやらポルランは絶対に前例を見つけて来いとユースティスから命令を受けて、3日間も徹夜して調べてきたみたいです。
ユースティスの必死さが伝わってきますね。もし世間か反対を受けても前例があるからと押し通せるようにするつもりなのでしょう。
ただその前例も死後に皇帝の称号を得た人ということで状況が違うため説得力が弱いとか…。う~ん、それではユースティスも納得しないかもしれませんね…。
前例が無ければ作ってこいと言われているらしく。これはもうパワハラ…。笑
ユースティスが理不尽すぎてポルランが気の毒になってしまいます。
まあもし前例が見つかったところでフィローメルが養女になることを受け入れるかどうかはまた別の話でしょうけどね。
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