ピッコマで公開されている「泣いてみろ、乞うてもいい」の感想と考察になります。
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「泣いてみろ、乞うてもいい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【6話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
酷い令嬢
ヘルハルト夫人の命令によりブラント伯爵家の令嬢クロディーヌの遊び相手になることになったレイラ。
しかしクロディーヌが提案する遊びに全くついて行くことができず。
一般的に知られている歌を知らず、造花作りもできず、サイコロゲームもカードゲームもやったことが無いと。
するとクロディーヌはレイラのことを哀れみの目で見つめ、犬に勝るものもないと言い残して部屋を出て行くことに。
酷い言いぐさですね…。生きてきた環境が違うのでレイラがそんな遊びに付き合えるはずがないのですが、それを見下して馬鹿にするだなんて。
もう二度と顔を合わせたくない相手ですね。
こみ上げる悲しみ
部屋を出て行ってしまったクロディーヌですが、もしかしたら戻ってくるかもしれないと思ったレイラはその部屋でずっと待ち続けるという。
無礼なことをしたら自分が怒られるだけでなくビルにも迷惑をかけてしまう可能性がありますからね。ただ待ち続けることが彼女の考えた最善の選択だったのでしょう。
結局クロディーヌが戻ってくることはなく、日が暮れてからレイラはとぼとぼと帰ることに。
悲しい気持ちが溢れてきて早く帰ろうと走り始めたものの派手に転んでしまい、顔を上げるとそこにはマティアスの姿が。
そこでもマティアスは表情一つ変えることもなく。何を考えているのか全く分からない男です。
特に会話を交わすこともなく頭だけ下げてレイラは立ち去り、ビルの待つ家に着くころには涙が溢れ出しているようでした。
今回は最初から最後までとにかくレイラが可哀そうでした…。過去にもずっと激しい虐待を受けてきたレイラでしたが、暴力を振るわれるでもなくこれほど辛い気持ちを味わうのは今までとはまた違う感覚なのかもしれませんね。
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