ピッコマで公開されている「泣いてみろ、乞うてもいい」の感想と考察になります。
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「泣いてみろ、乞うてもいい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【22話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
罠にはまった
奪われた眼鏡を取り返すためにヘルハルト公爵邸の離れにこっそりと侵入したレイラ。
しかしそこにはマティアスが待ち受けており彼と顔を合わせることに。見事に罠にはまってしまった形になりましたね。
マティアスとしてはレイラが勝手に入って来れるよう丁寧に玄関を開けていたわけですが、彼女はまさかの窓から侵入したようで。そのことを受けてマティアスは楽しそうに微笑んでいました。
予想を裏切る彼女の振る舞いを見ているのが楽しいのかもしれません。
それから彼が手に持っているメガネを見つけたレイラは、それを返して欲しいと要求。苦労して手に入れた大切な眼鏡だからと。
その後いくらかのやり取りを経てマティアスは彼女に眼鏡をかけてあげるという形で無事に返してくれることに。
レイラとしては予想外のこともありましたが、とにかく眼鏡を取り返すという目的は達成できましたね。
この感情の正体
マティアスは彼女に眼鏡をかけてあげる際にグッと近づき、そして最近感じていた自分の感情の正体に確信が持てたよう。
それは目の前にいるレイラ・ルウェリンを欲するという気持ちなのだと。読者目線では大体分かっていましたが、彼自身も気づいたようですね。
その一方でその感情は一時的なものでいずれ消えるであろうものだとも彼は思っているようで。
マティアスは自分のことを客観的に見ることができるみたいですね。そのように冷静に物事を捉えることができるのも彼の優秀さなのかもしれません。
まあ彼の予想に反して時間が経っても彼女への思いは消えずにむしろ強まっていくみたいな展開になりそうな気はしますけどね。
結局その日レイラは何事もなく帰ることになったわけですが、マティアスとしてはいずれ消える感情なら近づきすぎないようにしようと思ったのか、それとも他に考えがあるのか。
一方で彼と一緒にいて気を張っていたレイラは家に帰って一息つき、そして二度と彼に会いたくないと思ったよう。初めから彼のことは嫌いでしたからね。
今後の2人の関係がどうなっていくのか楽しみです。
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