ピッコマで公開されている「泣いてみろ、乞うてもいい」の感想と考察になります。
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「泣いてみろ、乞うてもいい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
母親の忠告
レイラは庭師の仕事をしているビルと一緒に今もヘルハルト公爵邸の敷地を出入りしているわけですが、そのことに不満を持っている人物が。それはブラント伯爵夫人でした。
クロディーヌの母親ですね。娘の夫になるマティアスの目の触れるところに若い女がいることが許せないみたいです。
そして伯爵夫人はレイラの存在には気をつけなければならないと娘に忠告。
どうやら伯爵夫人自身が夫の自分に対する愛が冷めて他の女のところへ行ってしまうのではと恐れてきた過去があるみたいですね。
そのような自身の経験もあり、クロディーヌには口酸っぱく忠告しているのでしょう。
娘は違う考え方
一方で娘クロディーヌは違う考え方を持っているよう。貴族の男が愛人の一人や二人作るのは普通のことであり、愛人を愛人として扱える男は無害だと。
そしてマティアスはそういう無害なタイプの男だと彼女は確信しているみたいです。
何ならクロディーヌはもしマティアスが愛人を作るならレイラのような女性がいいと考えているようで。決して自分の地位を脅かすことはなく、飼い慣らせる女だからと。
なるほど~。クロディーヌの中では警戒すべき女性とそうではない女性がいて、レイラのことは警戒が不要だと考えているのでしょう。
愛人を作ること自体は問題ないというのは、母とは全く異なる考えを持っているようですね。
ちなみに前回の話でレイラをティータイムに誘ったのはクロディーヌであり、レイラを目の前にしたときのマティアスの振る舞いを確認したかったのだとか。
そこら辺もしっかりと考えて動いているあたり、クロディーヌは用意周到でしたたかな女なのでしょうね。
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