ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
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「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【34話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
馬車から聞こえる会話
一方、キャンプ場にはバレルがいた。
アーレントたちが乗っている馬車を見つめ、ネバエのことを思い出していた。
彼女はほんの一か月前までは、僕の婚約者であった。今でも僕を見ていたあの熱烈な瞳は忘れられない。
彼女たちの馬車の近くに割り当てられたバレル。馬車の中から彼女らの会話が聞こえて来た。
その場を離れようとすると、ネバエの声が聞こえて来て、思わず立ち止まった。
ティエリーから脱出しただけでも、私がどれほど解放感を感じているかあなたはわからないでしょう。そして、時々、バレルのことを愛してなかったら、もっと平穏な時間が続いていたのではないかと思うのです。
バレルはネバエの言っていることは正しいと思った。もしそうであれば、僕たちの関係はここまで破綻することはなく、よそよそしくも婚約関係を続けることができただろうから。
そして、もしかしたらそのまま僕の妻になっていたのかもしれない。
ネバエの話は続いた。
でも、もう愛を優先し、平穏な生活を投げ出すことはしない。あなたを私の味方にできたことがどれだけ幸運なのかがわかるからと話した。
誰も愛さないという彼女の言葉に、アーレントも僕と同じだという事実を知った。
そして、そんな慰めにすがることしかできない自分をみすぼらしく感じるのであった。
発音の練習
翌日。馬車の中ではネバエの発音の練習が突如始まっていた。
数日前、ネバエとアーレントが話をしていた時、ティエリーとヴィンフリートのダビト語の発音が思いのほか違うと言うことが分かったのだ。
このままではいけないとネバエは思い、アーレントに教わることにした。
そんな2人の様子を見て、思わずあくびをするリュディガー。
アーレントがネバエの発音に思わず笑ってしまうと、ダビト語のイントネーションが強すぎるんです、どうしてこんな発音ができるんですか?と言い返すネバエ。
すると、リュディガーが話に割り込んだ。
私からしたらお嬢さんの方が不思議ですよ。ダビド語もわからない高位貴族は初めて見ます。それとも、ダビト語は学ぶ必要がないと思って学ぶ機会がなかったんですか?と。
リュディガーが思ったことをペラペラ口に出すと、アーレントは睨みつけた。
そんな2人をよそに、ネバエは1人で必死に勉強をするのであった。
皇太后からの手紙
アーレントが彼を馬車から降ろそうとすると、リュディガーはこれを持ってくるために来たんですと言うと、1通の手紙を渡した。
これは皇太后からの手紙であった。
アーレントは彼に中を読んでみた?と聞くと、確認はしたと答えるリュディガー。
皇帝のやりとりする手紙は副官が1度読むのが規則である。
そして、今回の手紙の内容はガウレン鉱山をティエリーに渡すことに対して皇太后が怒っているということであった。彼女はまだ政務から完全に手を引いていないのだ。
アーレントはささっと手紙を書きあげると、リュディガーに渡した。
そして、まずティエリー側の総責任者と対話をしなければならないと言う。
すると、ネバエはキラキラした表情で話に入って来た。
私は3年間、ユスターシュ公爵家で公爵代理として業務を行っており、元婚婚約者はバレル・ユスターシュです。もし、バレルに相談することが必要なら、私が手助けすることができますと言うのであった。
【34話】感想
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