ピッコマで公開されている「もうこれ以上愛さない」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第31話 | 第32話 | 第33話 |
「もうこれ以上愛さない」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
食事の時間
馬車の中で眠ってしまったネバエとアーレント。ネバエが目を覚めると、もう夜になっていた。
リュディガーが食事の時間だと呼びに来るが、アーレントは眠っているのでそのままにすることに。
ネバエが馬車から降りると、美味しそうな匂いが広がっていた。
リュディガーは自分は馬の世話をして、荷馬車へ荷物を運んでからご飯を食べると言うと、食事をする場所に案内してくれた。
バレルの同行
1人になったネバエは、近くで話す騎士達の話が聞こえて来た。
ティエリーからバレル・ユスターシュ公爵が使節団に加わっており、彼はガウレン鉱山交渉の総責任者なのだと。
騎士の1人がもう挨拶した同僚がいるらしいと言うと、違う騎士は君は行かないのか?と聞く。
すると、いくら優れているといってもティエリーの人なのに、なぜ私が行かないといけないのだと答えた。
もうバレルと会うことはないと思っていたのに…バレルがヴィンフリートに行くとしても私には関係のないことだとネバエは思うのであった。
聞き覚えのある声
ちょっと行って来たらダメ?気をつけるよ!
少女の声が聞こえてくると、ネバエは振り返った。ここにいないはずのルビエルに似ている声だったのだ。
まさかとは思うが、声の方に歩いて行くネバエ。すると、そこには荷馬車があり、リュディガーがいた。
リュディガーは剣の手入れをするためにここにいたのだと言う。そして、荷馬車に何か用がありますか?と聞いた。
ネバエは女の子の声が聞こえたんですが、トルベン卿も聞きましたか?と聞き返すと、彼の顔をじっと見つめた。
リュディガーは少し焦った様子で、よくわからないと答えると、森の動物の声かもしれないとごまかした。
あなたを信じます、私はあなたの主ではないから私に真実を述べる必要はないと言うネバエ。そして、人対人で信頼を裏切ることがないといいですね、少なくともあなたの主人の名誉に迷惑をかけないようにと言うと、この場を去って行くのであった。
アーデルハイト・レオニ・ヨアヒム
馬車の方に戻って行くネバエ。
馬車に乗っていた半日間、アーレントとは多くの会話を交わした。
しかし、皇太后の話は一切出てこなかった。
彼女の名前は「アーデルハイト・レオニ・ヨアヒム」
アーレントの実母でヨアヒム11世の正妃だった彼女は、他国にも知れ渡るほどの人物だ。
そこそこのヴィンフリートの伯爵家の次女として生まれ、格別に美人というわけでもなく、社交性があったわけではないが、22歳で社交デビューするなりヨアヒム11世の正妃の座に着いた彼女の逸話は、ティエリーでも有名であった。
おそらく才能があったんだなと思うネバエ。そして、状況だけを見たら自分と似ていると。
どうせ旅程は長いから、明日にでも皇太后のことを聞いてみようと思うのであった。
馬車に戻ると、ソファーに横になるアーレントはまだ眠っていた。
そして、ネバエもソファーに腰をかけると、こう思った。
みんな知ってる?大陸中にロマンを広めたヨアヒム11世夫妻は真夜中に2人きりになっても、全く濃密な時間は過ごしていないということを。
【32話】感想
←前回 | 今回 | 次回→ |
第31話 | 第32話 | 第33話 |