LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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【77話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ラインハルトが去ったその後
ビルヘルムとの3日間を過ごしてラインハルトが皇居を去った日から数年のときが流れたある日、ディートリッヒは皇居を訪れていました。
どうやら彼はビロイに会いに来たみたいですね。おそらく定期的にこのように会いに来ているのでしょう。
ビロイは6歳となりだいぶ成長したようで、そのことをディートリッヒも喜んでいるようでした。
以前第72話の描写だとビロイはあまり大切にされていないのかとも思いましたが、別にそんなことはなかったみたいですね。
またビロイはすごくラインハルトに会いたがっているらしく、ディートリッヒといるときも彼女の事ばかり聞いていました。
寝ても冷めてもラインハルトのことを考えているという点において、さすがはビルヘルムの血を引く子だとディートリッヒは思ったよう。
まあビロイの場合は自分の母親ですから、会いたくて当然だとは思いますけどね…。
そのころビルヘルムは
一方のビルヘルムはというと、先皇帝が倒れてその座を引き継いだよう。ただラインハルトが去ってから戦争や狩りへの熱意が失われ、まるで廃人のように彼女の肖像画だけを抱いて過ごしているとか。
別にルーデン領に押しかけてラインハルトを追い回したりとか、そんなことはしていないみたいですね。
ビルヘルムの執着心からしたらあり得そうな気もしましたが、とりあえずは一安心です。
ちなみにビロイのほうは倒れた先皇帝から名前を受け継ぎ、デボン・ビロイ・アランカスとして皇太子になったようで。
今回ビルヘルムとビロイがどんな関係なのかについては触れられず。ラインハルトの事ばかり考えているビルヘルムはあまり息子のことを気にかけていなさそうな気はしてしまいますね…。
まさかの宣戦布告?
それからペルナハの妹だというシエラ・グレンシアが出てきました。おそらく作中で初登場でしょうかね。
彼女は皇帝の戴冠式でビルヘルムに一目惚れして告白したものの、皆の前で見事にフラれて首都への立ち入り禁止処分を受けているらしく。
その後世間を騒がせたビルヘルムの過去の恋物語について知ることになり、ラインハルトのことを恨むように。
シエラにとってラインハルトは自分が思いを寄せる相手であるビルヘルムのことを弄んで捨てた悪い女という感じなのでしょうね。
そういうわけでシエラは兄ペルナハとラインハルトが一緒に北部にいるところへ押しかけ、ラインハルトに対してまさかの宣戦布告するという。ペルナハは気まずそうな様子であり、ラインハルトは彼女を適当にあしらっていました。
何だかよく分からない展開になってきましたね…。ただシエラが出てきてからのパートは全体的にコミカルな描写で、深刻な揉め事になる感じはしないですが。
これからどんな展開になっていくのか気になりますね。
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