LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【76話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ただただ死んだように
前回ラストシーンで3日間だけ自分のものになって欲しいとビルヘルムが要求していましたが、どうやらラインハルトはそれに応じることにしたよう。
それからベッドの上でビルヘルムがラインハルトの上に覆いかぶさるも彼女は無表情のまま。
彼が話しかけても愛情表現をしても彼女は死んでいるかのように何も答えることは無く。まるでビルヘルムが必死に死体に語り掛けているようでちょっと不気味な絵面ですね…。
ラインハルトからしたらこれ以上彼への情が湧かないように心を押し殺しているという感じでしょうか。
いくら話しかけてもラインハルトからの返事は無く、それでもビルヘルムがひたすら愛情を求めるという。
今ただ試されているだけで3日間の間に自分のことを見てくれるはずだとビルヘルムは期待を抱いていたのかもしれませんね…。
そして3日後
そして3日が経った朝、ビルヘルムが目覚めるとそこにラインハルトの姿はありませんでした。
どうやら彼女は何も言わずに部屋を出て行ったみたいです。まあ確かに3日間ずっと一緒にいて約束は果たしましたからね…。
部屋で一人ビルヘルムは涙を流しながら叫び、一方のラインハルトもまた馬を走らせながら涙をこぼしているようでした。
2人とも大きな喪失感に襲われているようで。ビルヘルムは当然そうでしょうが、ラインハルトも同じ感情だったわけですね。
そう考えると死体のように過ごした3日間は彼女にとっても複雑で辛いものだったのでしょう。
あとちょっと気になるのはラインハルトがまたビルヘルムの子を身ごもったりしないでしょうかね…?死体のように過ごしながらも彼の要求には全て応じていたわけなので…。
結局ビロイだけは皇孫として首都に残されたようですが、再び同じことが起らないよう願いたいものです。
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