LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【74話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
開き直るビルヘルム
5年前に戦場でディートリッヒを見殺しにしただろうとラインハルトから指摘されたビルヘルム。
すると彼は開き直ったように笑いながらその事実を認めていました。その表情はちょっと狂気じみていて、見ていて少しゾッとしてしまいますね…。
ただディートリッヒが敵に襲撃されることを知っていながら放置したことは認めつつ、果たしてそれは自分が殺したことになるのかと疑問を呈してくるという。
さらにどうせこうなるならもっと早く殺しておけば良かったとの発言まで。もう殺したかったという本心を明かしてしまってる時点で、放置したのはディートリッヒの死を狙ったものだと言っているのと同義だと思ってしまいますが。
狂気じみたビルヘルムの表情や言動にさすがにラインハルトも少し恐怖を感じているように見えました。
いっそのことこれでラインハルトがビルヘルムを完全に嫌いになれれば楽なんでしょうけどね…。
心が離れない?
激しい口論が繰り広げられながらも、帰ろうとしたラインハルトをビルヘルムが引き留めて抱きしめることに。
するとラインハルトは少し頬を赤らめ、こんなに憎いのに心が離れないと思ったよう。
う~ん…。ここまできてそう感じてしまうなら、もうビルヘルムのことを完全に断ち切るのは無理なのでは…?
ディートリッヒをもっと早く殺せばよかったなどという発言がありましたから、さすがにラインハルトもビルヘルムに失望するかと思いましたが、そうではなかったみたいです。
それからラインハルトは心の中で葛藤し、ビルヘルムが腰に携えていた剣を手に取ることに。そしてラストシーンでは血しぶきが飛び散っていました。
この血が誰のものなのかは分からず…。ラインハルトがビルヘルムを切りつけたのか、それとも自らを傷つけたのか。何となく後者な気はしますが。
嫌いになりたいのに嫌いになれなくて苦しむなら、いっそのこと自分が死んでしまおうみたいなこともありそうですからね。続きが気になるところです。
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