LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【73話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
それは苦渋の決断?
今回ラインハルトが息子ビロイを引き渡すためにここに来るまでの複雑な心情が明かされました。
生まれてくる子供に罪は無いからとラインハルトはビロイに背を向けないことを決心して育て始めたよう。
しかし彼は大きくなるにつれてビルヘルムに似るようになり、その顔を見るのがどうしても耐えられず、皇室へ引き渡してしまおうと考えるようになったみたいです。
う~ん、ちょっとそれは子供が可哀そうですね…。背を向けないという決心はそんなに軽いものだったのかと思ってしまいました…。
ラインハルトはこんなことをしてしまう自分のことを怪物だと思ったみたいですね。当然罪悪感があるのでしょう。
あとディートリッヒなんかもビロイのお世話をしてくれていたみたいで、前回感じたほど雑に扱われてきたわけではなく、普通に丁寧に育てられてはいたようですね。まあ母であるラインハルトは表向きには母親の顔をしても、心から息子のことを大切には出来なかったのでしょうが…。
関係を断ち切らなければ
ディートリッヒとビロイは一旦部屋を出て行き、ビルヘルムとラインハルトは2人きりに。
そこでビルヘルムは再会を喜び合おうとするも、ラインハルトの態度はよそよそしく彼を冷たく突き放すような感じでした。
ただそのときのラインハルトの心情も複雑なようで、ビルヘルムとの関係を断ち切ろうと頑張って冷たく振る舞っているものの、どこか揺らぎそうになっているみたいです。
もしまた昔のように目の前で涙を流されたら許してしまいそうという感じなのでしょう。
ビロイのことでもビルヘルムのことでも、今回の話のラインハルトの精神状態はずっと不安定ですね。
それからビルヘルムがグッと抱き寄せようとしてくるも、これ以上はダメだと思ったラインハルトは彼を突き飛ばすことに。そして5年前になぜディートリッヒを見殺しにしたんだとはっきり言い放っていました。
ラインハルトはペルナハの証言を聞いて、当時すでにビルヘルムが前世の記憶を取り戻していたことを知っていますからね。
この後2人のやり取りがどうなっていくのか続きが気になるところです。
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