LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【68話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
絶望するラインハルト
ペルナハの証言により、ディートリッヒが命を落とした時にビルヘルムはすでに前世の記憶を取り戻していたとラインハルトは知ってしまうことに。
それはつまりディートリッヒが死んでしまったその日の野蛮族の奇襲を知っていたにも関わらず、ビルヘルムは敢えて誰にも言わなかったことになるわけです。
ビルヘルムがわざとディートリッヒを死なせたのだと確信したラインハルトはその場で声を上げて泣き叫び、ショックのあまり倒れこんでしまいました。
彼女からしたらこれはさすがにきついですよね…。あまりにも衝撃的ですし、しかもつい先日第66話で隠し事に関して激しい口論があったばかりなのに立て続けにこれですからね…。
その時ラインハルトはもう二度と嘘をつかないようビルヘルムに約束させていましたが、早くもこのような事態となってしまい、もはや彼への信頼は修復不可能なところまで来てしまったのではと。
次ビルヘルムと顔を合わせたときにラインハルトがどんな反応を見せるのか、想像するだけでゾッとしてしまいますね。
ディートリッヒとの再会
ショックで倒れてしまってからラインハルトはそのままグレンシア領で一晩過ごし、そしてそんな彼女のもとに訪ねてきた人物が。
部屋に入って来たのはヘイツ、そして彼に連れられてきたのがなんとディートリッヒでした。
死んだはずのディートリッヒを目の前にして言葉を失うラインハルト。何が起こっているのか理解不能という感じでしょう。
ちなみにもう一人リオニも同行しており、ラインハルトにとっては初対面となりますね。
困惑しているラインハルトにヘイツが事情を説明。野蛮人に連行されていたディートリッヒのことをここにいる猟師リオニが助けたのだと。そしてディートリッヒは記憶を失ってしまったとも。
ラインハルトは話を聞いて落ち着きを取り戻し、ディートリッヒを護衛騎士に、リオニを直属の下女に迎え入れることに。
離れ離れにならなくて済むということで夫婦であるディートリッヒとリオニは抱き合って喜んでいました。
ラインハルトもそんな2人を笑顔で見守っていますが、何だか無理して笑っているようにも見えてしまいます。彼女の本心が気になりますね…。
複雑な気持ち
その後部屋で一人になったラインハルトは複雑な感情に襲われていました。嬉しさや悲しさ、そして孤独感や裏切られたような気持ちも。
純粋にディートリッヒが生きていて嬉しいという気持ちはあるでしょうが、それと同時に彼にはすでに愛する妻がいたという事実にショックを受けているのかもしれません。
複雑な気持ちと言ってもどちらかというとマイナスな感情のほうが大きそうには見えてしまいます。
ディートリッヒはラインハルトの幼馴染であり初恋の相手でもあって告白したこともあるくらいですからね。今でも異性として好意を抱いている可能性は十分ありそうですし、ショックを受けるのも無理は無いでしょう。
まさかの妊娠?
複雑な気持ちに悩まされているラインハルトですが、彼女はお腹を押さえて突然吐き気を催しているよう。
もしかしたらつわりでしょうか…?相手は当然ビルヘルムしか考えられないですよね…。
明らかにビルヘルムへの信頼が壊れたと思われるこのタイミングで彼の子を妊娠と…。今後どんな展開が待ち受けているのか全く予測できないですね。
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