LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第64話 | 第65話 | 第66話 |
「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【65話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ラインハルトの答えは
パーティー会場の外のバルコニーでビルヘルムから突然プロポーズを受けることになったラインハルト。
まさかのことに彼女は驚いた様子でしたが、結婚することはできないとはっきり断っていました。
もしビルヘルムと結婚したら彼女はラインハルト・デルフィーナ・アランカスとなり、彼女の領地もアランカス皇家のものになるだろうと。そしたら今まで苦労して成し遂げたことが奪われてしまうというのです。
ビルヘルムはその皇家もすぐ自分のものになるからと説得を試みましたが、あなたが私を捨てるかもしれないからとラインハルトの考えが変わることはなく。
彼からしたら皇家も領地も2人のものだという認識なのでしょうが、彼女はそのように考えてはいないみたいですね。今回のやり取りを見る限り彼女は一時の感情やその場の雰囲気には流されないタイプなのでしょう。
残念そうにするビルヘルムに対し、結婚しなくても本気で愛しているからとラインハルトは慰めていました。
ひとまず結婚は無しという話で終わりましたが、おそらくビルヘルムはそう簡単に諦めなそうな気はしますね。
その指輪は
プロポーズの際にビルヘルムがラインハルトに渡そうとした指輪は、初代皇帝アマリリスのものだったよう。
どうやらそれはラインハルトと出会う前からビルヘルムが身に着けていたみたいですが、なぜ彼の手に渡ったのかは明かされず。
そしてラインハルトに受け取ってもらえないなら何の価値もないからと、ビルヘルムはその指輪をそこら辺に放り投げていました。
ビルヘルムにとっての価値とはラインハルトを喜ばせることができるかどうかなのかもしれませんね。
その投げ捨てた指輪は誰かが拾ったりして、また物語に関わってくる可能性もありそうです。
あることに気づいてしまった
パーティーの夜ビルヘルムとラインハルトは愛し合って眠りについたわけですが、ふと彼が目を覚ますと薄暗い部屋で立ち尽くしているラインハルトの姿が。
彼女の手にはビルヘルムの剣が握られていて、酷く険しい表情を浮かべているという。
というのもラインハルトはかつてビルヘルムを戦場に送り出す際に片方の袖を破って剣の柄の部分に巻いてあげ、もう片方の袖は同じようにディートリッヒにあげたのだと。
それにも関わらずビルヘルムの剣になぜか両袖の布が巻かれており、ラインハルトはそのことに気づいてしまったみたいですね。
どういうことなのか説明してと彼女は涙を浮かべながら声を荒らげていました。
まあ確かに不自然ですよね…。第63話のマルク視点の話でビルヘルムがディートリッヒの遺品を隠した疑惑が浮上していますが、その際に布だけ回収した可能性が高いのではと。
ラインハルトに問い詰められてビルヘルムは動揺している様子ですが、果たして彼は何と答えるのでしょうか。この後続きが気になりますね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第64話 | 第65話 | 第66話 |