LINEマンガで公開されている「元夫の番犬を手なずけた」の感想と考察になります。
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「元夫の番犬を手なずけた」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【6話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
過酷な領地の現状
早速ルーデン領の現状を把握しようとするラインハルトですが、知れば知る程厳しい状況のよう。
今度開催される感謝祭では住民たちが飢え死にしないよう毎年物資を配布するらしいのですが、まともな食料を配ることもできず。
こんなことでミシェルへの復讐が果たせるのかとラインハルトは頭を抱えていました。
確かに領地の豊かさはそのまま力へと直結しますからね。前世で過ごしたヘルカ領では三千名の私兵がいたということですが、ここルーデンでは三十名あまり…。とても反乱を起こせる気はしないですね…。
今のところはこの状況を打開するようなアイデアもないみたいですが、これからのラインハルトの手腕には注目したいところです。
どうやって育てれば
またラインハルトはビルヘルムの育成にも頭を悩ませていました。
ラインハルトには父親を亡くして頭がおかしくなったから皇太子を刺したなどと悪い噂が広まり、その影響で教師をつけるのは困難なよう。
ただ幸いなことにビルヘルムは賢く、文字や文章など教えればすぐに吸収してくれるみたいで、とりあえずはラインハルトが自ら教えることに。
彼が言葉をほとんど話せないのも教わる機会が無かったからであって、本当は優秀な頭脳を持っているのかもしれませんね。
また剣術の訓練については解決できず。さすがにラインハルトは勉強を教えることができても剣術までは無理なようで。
環境が悪すぎてビルヘルムの育成にはこれから苦労しそうですね。
訪ねてきた男
感謝祭の日の朝、ラインハルトのもとにはディートリッヒという男が訪ねてきました。
今回初登場かと思いますが、再会を喜び合っており、どうやら2人は長い付き合いで親しい関係のよう。
親しいと言っても上下関係ははっきりしていて、ディートリッヒはラインハルトのことを殿下と呼んでいました。おそらく皇太子妃時代に仕えていた人物なのかもしれません。
ただそんな親しそうにしている2人のことを、ビルヘルムは少し離れたところから睨みつけていました。
いや~これはちょっと困りますね…。ビルヘルムはすでにラインハルトに好意を抱いていそうですから、ディートリッヒへの嫉妬心を感じたのではと。
もしかしたらビルヘルムがディートリッヒに対して攻撃的になってトラブルに発展するかも分かりませんね。
またディートリッヒが何者かは明かされてませんが、格好からしておそらく騎士のように見えます。
となるとラインハルトの頼みでディートリッヒがビルヘルムに剣術を教えてくれるなんて展開もあるのではと。続きが気になるところです。
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